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ベッリーニ/歌劇「清教徒」(2CD)

トゥリオ・セラフィン(指揮)/ミラノ・スカラ座管弦楽団、同合唱団  
マリア・カラス(ソプラノ)、ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)
ローランド・パネライ(バリトン)、ニコラ・ロッシ=レメーニ(バス)
アンジェロ・メルクリアーリ(テノール)、カルロ・フォルティ(バス)
アウローラ・カッテラーニ(ソプラノ)

録音:1953年3月(モノラル)  原盤:EMI

ベッリーニ/歌劇「清教徒」(2CD)

価格:

1,681円 (税込)

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DOCUMENTS【ドイツ輸入盤】

歌劇「清教徒」は、早世の天才ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835)が作曲した最後のオペラで、高貴で美しい楽想に充ちたベル・カント・オペラの傑作とされています。ヒロインのソプラノが精神錯乱しコロラトゥーラ技巧を駆使して歌う「狂乱の場」という見せ場があり、主役を演じるソプラノとテノールは何度もこれでもかというほど超高音が登場し、ベルカントならではのドラマティックかつ美しい旋律に彩られた珠玉のナンバーが聴きどころになっています。主役級の4人全員の技術と演技力が要求され、長時間のオペラ指揮やオケも重要になり、実力派が揃わないとできない難易度の高いオペラといわれています。
このアルバムは「清教徒」のベスト演奏に挙げられる歴史的名盤で、カラスとセラフィンによって新たな命を吹き込まれたといっても過言ではありません。カラスの最高の時期に最高の共演者たち得て理想の「ブリターニ・カルテット(主役級の4人)」が生み出され、彼らの火花散らすような歌唱とカラス演じるエルヴィーラのアクロバッチックな絶唱は手に汗握るものです。アルトゥーロ役のディ・ステーファノの甘い声と力一杯元気な歌も秀逸で、リッカルド役のパネライも素晴らしい出来映えです。さらに劇的表現のなかに叙情的美しさをたたえたセラフィンの指揮も抜群で、まさにイタリア・オペラの佳き時代の名演といえるでしょう。1953年という古い録音ですが、音質は決して悪くありません。なお、対訳は付いておりません。デジパック・ケース。

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