ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)/フィレンツェ五月祭管弦楽団、同合唱団
アニー・コネツニ(Sp)、マルタ・メードル(Sp)、ダニーザ・イリッチュ(Sp)
フランツ・クラーウェイン(T)、ハンス・ブラウン(Br) ほか 録音:1950年(ライヴ、モノラル)
DOCUMENTS【ドイツ輸入盤】
R・シュトラウスの「エレクトラ」は、ありがちな恋愛をテーマにしたものではなく、激しい復讐劇。やたら分厚い響きのオーケストラとドラマティックなソプラノたちに支配された高カロリーの音楽です。その「エレクトラ」の代表的な名盤として知られるのがこのミトロプーロス盤。シュトラウスを得意としていたミトロプーロスのパワフルかつ緊張感の張りつめた指揮ぶりが圧巻。コネツニ、メードルやイーリッチらソプラノ陣もダイナミックで迫真の歌唱を披露しています。あまりにも壮大で迫力がある演奏なので、全曲聞き通すとこちらがぐったりしてしまうほど。なお、歌詞対訳はついておりません。デジパック・ケースです。