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ハイドン/交響曲第100番「軍隊」、交響曲第103番「太鼓連打」

ハンス・スワロフスキー(指揮)/ウィーン国立歌劇場管弦楽団   録音:1956年(ステレオ)

ハイドン/交響曲第100番「軍隊」、交響曲第103番「太鼓連打」

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1,800円 (税込)

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知る人ぞ知る巨匠、ハンス・スワロフスキー(1899-1975)によるハイドンの貴重な録音です。スワロフスキーは、ハンガリーのブダペスト生まれの指揮者で、シェーンベルクやウェーベルンに音楽理論を学び、ワインガルトナーやE・クライバーなどに指揮を師事しました。若い頃からシュトゥットガルトやハンブルク、ベルリン国立歌劇場、チューリヒ歌劇場などドイツ国内の様々な歌劇場で指揮者を務め、戦後もグラーツ歌劇場の音楽監督やウィーン国立歌劇場の指揮者も務めました。また、戦後から長きに渡ってウィーン音楽大学の指揮科の主任教授を務め、アバドやメータなど多くの次世代のエースたちを育てたので、指揮者としてよりむしろ名教授として著名なほど。というのも指揮者としての華やかな経歴のわりに、スワロフスキーが演奏したアルバムは、現在はあまり聴くことができず、音質も良くないことが多いからでしょう。
そのスワロフスキーが振ったハイドンの「軍隊」と「太鼓連打」も、やはり肌触りの粗い古めかしい音質ですが、演奏そのものは実直でオーソドックスな好演です。特に「軍隊」は、特別変わった表現はみられませんが、何とも雅な味わいがあります。現代の小気味の良い新鮮な演奏とは違い、表現のキレは決して良くないものの、のんびりしたロココ的なムードはこちらの方がずっと上手です。乗用車ではなく馬車で旅をしていた時代の音楽らしく、ウィーン・ローカル色の演奏がよく似合っています。

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