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「ラ・グランデ・ファンファーレ」~ホルンのための室内楽曲集

1-2. ケルビーニ(1760-1842)/ホルンと弦楽四重奏のための2つのソナタ
3-5. グラウン(1702-1771)/ホルンと2台のヴァイオリン,チェロのための四重協奏曲
6-8. コール(1753-?)/ホルン四重奏曲第3番
9-10. ハイドン(1732-1809)/ホルンとヴァイオリン,チェロのためのディヴェルティメント
11-13. モーツァルト(1756-1791)/ホルン五重奏曲
14. ロッシーニ(1792-1868)/ラ・グランデ・ファンファーレ
(ヘルマン・バウマン編曲)

アレッシオ・アレッグリーニ(ホルン)、イ・ソリスティ・デラ・スカラ・ミラノ    録音:2003年

「ラ・グランデ・ファンファーレ」~ホルンのための室内楽曲集

価格:

1,884円 (税込)

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TUDOR【スイス輸入盤】

いずれも18世紀の偉大な作曲家たちによるホルンのための室内楽曲で、わりに聴く機会の少ないものも含まれているのがうれしいところ。モーツァルトの作品は旋律の優雅さや曲の完成度で頭1つ抜けているのは、ほぼ間違いありません。しかし、ケルビーニの作品の伸びやかなホルンの旋律やグラウンの雅で上品な曲も非常に素晴らしく、こんなに素敵な曲があまり知られていないなんてもったいない限り。
演奏しているホルンのアレッグリーニの技術の高さも特筆モノ。古典のホルン作品はやたらハイトーンが頻出して演奏は困難ですが、アレッグリーニの高音の美しさは絶品です。グラウンの作品ではヴァイオリンとの見事な掛け合いも難なくこなしてしまう凄腕ぶり。また、バウマン編曲のロッシーニの「ラ・グランデ・ファンファーレ」はホルンに詳しい方ならすごい!と驚嘆するであろう超かっこいいソロを披露しています。特に一人で2つ以上の音を出すテクニックがハッキリ聞き取ることができるところが最大の聴きどころ。たった2分の曲ですが、このアルバムのタイトルになっているだけはあります。オススメ!

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