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シュターミッツ、ホフマイスター、ポコルニ/クラリネット協奏曲集

1-3. ホフマイスター(1754-1812)/クラリネット協奏曲第2番 変ロ長調
4-6. ヨハン・シュターミッツ(1717-1757)/クラリネット協奏曲 変ロ長調
7-9. ポコルニ(1728-1794)/クラリネット協奏曲第1番 変ホ長調
10-12. ポコルニ(1728-1794)/クラリネット協奏曲第2番 変ロ長調


エドゥアルド・ブルンナー(クラリネット)
ハンス・シュタットルマイアー(指揮)/ミュンヘン室内管弦楽団   録音:1999年4月7-9日

シュターミッツ、ホフマイスター、ポコルニ/クラリネット協奏曲集

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2,343円 (税込)

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TUDOR【スイス輸入盤】

ありそうであまりない古典派のクラリネット協奏曲集。ホフマイスター(1754-1812)、シュターミツ(1745-1801)、ポコルニ(1728-1794)というモーツァルトと同時期に活躍した3人の作曲家たちの個性の違いが楽しむことができます。天才モーツァルトの影に隠れがちですが、18世紀後半にヨーロッパを席巻する活躍をみせた傑出した音楽家たちの作品は、改めて聴いてみると独自性溢れる溌剌とした音楽で、感嘆せずにはおれません。
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812)は、ウィーン、ライプチヒ、チューネルで楽譜出版社を創設し(現在のペーター社に受け継がれている)、モーツァルトやベートーヴェンの作品の出版も行っていました。出版業で業績を上げつつも、ホフマイスター自身も作曲に打ち込み、なんと66もの交響曲や9つのオペラ、その他たくさんの序曲や室内楽などを残したという多作家であったといわれています。
ヨハン・シュターミッツ(1717-1757)は、ボヘミア出身のヴァイオリニスト。オルガニストの父に教育を受け、2人の息子カールとアントンも高名な作曲家になったという音楽一家でした。シュターミッツはマンハイムに行き、同地の宮廷楽団の首席ヴァイオリン奏者や宮廷楽長を務め、マンハイム楽派の創設者となりました。交響曲もたくさん残しましたが、管楽器にも精通し、たくさんの優れた協奏曲や室内楽曲は今なお愛されています。
娘ベアータがヴィルトゥオーゾ・ホルン奏者であったフランティシェク・クサヴァー・ポコルニ(1729-1794)といえば、もっぱらホルン協奏曲で知られているのみですが、クラリネット協奏曲も陰影に富んだ旋律が躍動していて、出色の魅力を誇ります。
いずれも古典派らしい上品で聴きやすい音楽であるとはいえ、管楽器はけっこうな腕達者でないと務まらないほど、技術的な見せ場が多いところが面白いところです。演奏しているブルンナーは、ドイツの名門バイエルン放送交響楽団で30年間にわたり首席クラリネット奏者として活躍した名手です。オススメ。

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