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ドン・ギリス/交響曲X「ビッグD」、同第3番「自由な人々のための交響曲」、「タルサ」【SACD】

ドン・ギリス(1912-1978):
1-4. 交響曲X-ビッグD
5. 「タルサ」~石油についての交響的肖像
6-8. 交響曲第3番「自由な人々のための交響曲」


イアン・ホブソン(指揮)/シンフォニア・ヴァルソヴィア   録音:2006年2月

ドン・ギリス/交響曲X「ビッグD」、同第3番「自由な人々のための交響曲」、「タルサ」【SACD】

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2,016円 (税込)

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ドン・ギリス、本名ドナルド・ユージン・ギリス(1912-1978)は、トスカニーニのNBC交響楽団の裏方として知られているでしょう。このオーケストラの後継であるザ・シンフォニー・オヴ・ジ・エアの指揮者として1955年に来日してもいます。作曲家のギリスとしては、5と1/2番と言う奇妙な番号付の交響曲が最も知られており、そのほかにもアイデア豊富でユーモアに富んだ曲をたくさん残しています。ギリスは、聴き手が歌ったり弾いたりすることのできる旋律によって音楽を聴き手に届けることを目標としていました。ライト・クラシックの大家として知られ、これらの交響曲も肩肘はらず楽しめるエンターテインメント系交響曲となっています。ドン・ギリスといえば、「交響曲第5-2/1番」がとりわけ有名ですが、このアルバムはそれに続いてよく知られる「交響曲X」となかなか聴くチャンスに恵まれなかった「交響曲第3番」が取り上げられています。
「交響曲"X"」の「X」は、第10番という意味ではなく「謎」を表すとのことで、数学に使う「X」という意味らしく、一方の副題「The Big D」は、テキサス州のダラスの頭文字とニ調の2つの意味があることです。しかし、音楽はたしかにテキサス風といってもいいほど伸び伸び明るいもので、いかにもアメリカらしい元気な交響曲です。グローフェの「グランド・キャニオン」組曲や「ミシシッピ」組曲あたりがお好きな方にはたまらない作品でしょう。交響曲第3番は、ドン・ギリスが30歳になる前にアメリカの理想を音楽で示そうとして作曲した3部作の交響曲の1つ。こちらは「自由な人々のための交響曲」というサブタイトルが示しているとおり、ややシリアスな内容で、クラシック音楽としてはむしろ穏当なスタイルの綺麗で聴きやすい音楽です。タルサはオクラホマ州にある石油都市で、オイル・フィーバーの様子を音楽にした一風変わった作品です。
グローフェやガーシュウィンにもかなり酷似したドン・ギリスの音楽は、古きよきアメリカを感じさせる底抜けに脳天気で楽しいので、ぜひ大音量で聴いて気分を爽快にしてみて下さい。録音も優秀で、パワフルかつゴージャスなオーケストラ・サウンドは特に素晴らしく、SACDハイブリッド仕様なので、通常のプレイヤーでもお楽しみいただけます。
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