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「アメリカのピアノ協奏曲集」~ガーシュウィン、ヴィクトリア・ボンド、ジェフリー・ハス

1. ガーシュウィン(1898-1937)/「アイ・ガット・リズム」による変奏曲
2. ヴィクトリア・ボンド/古代の調べ
3. ガーシュウィン/ラプソディ・イン・ブルー
4-6. ジェフリー・ハス/増幅ピアノと吹奏楽のための協奏曲


ポール・バーンズ(ピアノ)
カーク・トレヴァー(指揮)/スロヴァキア放送管弦楽団(1-3)  録音:2003年4月
ライ・クラマー(指揮)/インディアナ大学ウインド・アンサンブル(4-6)   録音:2001年2月

「アメリカのピアノ協奏曲集」~ガーシュウィン、ヴィクトリア・ボンド、ジェフリー・ハス

価格:

2,138円 (税込)

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ALBANY【アメリカ輸入盤】

ガーシュインの名曲を中心としたピアノ協奏曲集。ポール・バーンズはアメリカの若手ピアニストで、リスト音楽院の出身。先ごろフィリップ・グラスのピアノ作品をレコーディングして話題になったばかりですが、知的で明晰なピアニズムはなかなかのものです。ガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム」変奏曲も「ラプソディー・イン・ブルー」も、ごくスタンダードな流れのよい演奏で、ピアノの鳴りもよく鮮やか。特に「アイ・ガット・リズム」は明るさだけでなく、繊細さもあって曲の良さを再認識させてくれます。
ヴィクトリア・ボンドとジェフリー・ハスは現代アメリカの作曲家。ヴィクトリア・ボンドは女性作曲家で、ロジャー・セッションらに作曲を、シクステン・エールリングに指揮を学び、ロアノーク交響楽団指揮者、ロアノーク歌劇場とハリスバーグ歌劇場の芸術監督を歴任し、あらゆるジャンルの作品は広く演奏されています。彼女の「古代の調べ」は、ギリシャ正教のの聖歌をもとにした作品で、実際にピアニストのバーンズ自身が最初にテーマを歌い、そこから音楽が展開するというちょっと斬新な手法を用いています。現代曲といっても全く聴きづらさはなく、むしろ古い旋律の美しさが際だった響きのきれいな作品です。厳かでありながら、ロマンチックでもあり、ちょっとクセになりそうな魅力があります。
ジェフリー・ハスは、インディアナ大学の作曲教授と同大学電子・コンピュータ音楽センター長を務めています。彼の「増幅ピアノと吹奏楽のための協奏曲」も、吹奏楽の伴奏とちょっと変わった編成ではあるものの、さほど難解な音楽ではありません。むしろ吹奏楽らしい独特の色彩感(特に打楽器)が活かされたスリリングでかっこいい音楽です。ガーシュウィンは聴きたいけれど後の曲は知らないし・・・、という方もアメリカの現代ピアノ協奏曲を素直に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

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