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ドン・ギリス/交響曲第5番、同第6番、序曲「ポール・バニヤン」

ドン・ギリス(1912-1978):
1. 序曲「ポール・バニヤン」
2-5. 交響曲第6番「ミッド・センチュリーU.S.A.」
6-8. 交響曲第5番「イン・メモリアム」


イアン・ホブソン(指揮)/シンフォニア・ヴァルソヴィア   録音:2004年11月6,7日

ドン・ギリス/交響曲第5番、同第6番、序曲「ポール・バニヤン」

価格:

2,138円 (税込)

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ALBANY【アメリカ輸入盤】



ドン・ギリス、本名ドナルド・ユージン・ギリス(1912-1978)は、トスカニーニのNBC交響楽団の裏方として知られているでしょう。このオーケストラの後継であるザ・シンフォニー・オヴ・ジ・エアの指揮者として1955年に来日してもいます。作曲家のギリスとしては、5と1/2番と言う奇妙な番号付の交響曲が最も知られており、そのほかにもアイデア豊富でユーモアに富んだ曲をたくさん残しています。ギリスは、聴き手が歌ったり弾いたりすることのできる旋律によって音楽を聴き手に届けることを目標としていました。ライト・クラシックの大家として知られ、有名な「交響曲第5-2/1番」をはじめ交響曲や管弦楽、協奏曲などいずれも肩肘はらず楽しめるエンターテインメント性の高い音楽となっています
このCDは3曲とも世界初録音。娯楽精神に満ちた5と1/2番とはまたうって変わって、1945年作曲の第5番も1948年の第6番も、たっぷりした弦楽器のリッチな響きを中心にした落ち着いた作品。正統派の優れたシンフォニーといえるでしょう。管楽器や打楽器がド派手に活躍するドン・ギリスにしては、弦楽器や木管が哀愁を帯びた美しい旋律を紡いでいく場面が多く、センチメンタルでロマンチックな音楽は聴き手を優しく包み込むようです。とはいえ、終楽章ではオーケストラの醍醐味を引き出したパワフルかつゴージャスなサウンドを楽しませてくれます。イアン・ホブソンとシンフォニア・ヴァルソヴィアによる演奏もギリスの再評価を促すだけの高度な出来栄えで、「こんな優れた曲たちがこれまで未録音だったとは!」と必ずや驚いていただけることでしょう。序曲「ポール・バニヤン」は、伝説の巨人ポール・バニヤンを題材にした作品で、大男が歩き回るようなリズムがフォルテシモで執拗に繰り返され、コミカルで楽しい序曲です。オススメです。

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