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ドン・ギリス/交響曲第4番「開拓者たち」、ピアノ協奏曲第2番

ドン・ギリス(1912-1978):
1-3. 交響曲第4番「開拓者たち」
4-6. ピアノ協奏曲第2番


イアン・ホブソン(指揮,ピアノ)/シンフォニア・ヴァルソヴィア   録音:2004年2月23,24日、4月10日

ドン・ギリス/交響曲第4番「開拓者たち」、ピアノ協奏曲第2番

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2,138円 (税込)

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ALBANY【アメリカ輸入盤】



ドン・ギリス、本名ドナルド・ユージン・ギリス(1912-1978)は、トスカニーニのNBC交響楽団の裏方として知られているでしょう。このオーケストラの後継であるザ・シンフォニー・オヴ・ジ・エアの指揮者として1955年に来日してもいます。作曲家のギリスとしては、5と1/2番と言う奇妙な番号付の交響曲が最も知られており、そのほかにもアイデア豊富でユーモアに富んだ曲をたくさん残しています。ギリスは、聴き手が歌ったり弾いたりすることのできる旋律によって音楽を聴き手に届けることを目標としていました。ライト・クラシックの大家として知られ、有名な「交響曲第5-2/1番」をはじめ交響曲や管弦楽、協奏曲などいずれも肩肘はらず楽しめるエンターテインメント性の高い音楽となっています。
このCDは2曲とも世界初録音。交響曲第4番「開拓者たち」は、黒人霊歌のような心に染みる旋律がふんだんに使われた大変美しい交響曲で、広大な大地の情景が目に浮かぶようです。グローフェの「大峡谷」や「ミシシッピ組曲」が好きな方は間違いなくハマる音楽です。もちろん交響曲としての体裁は充分に整っており、主題がドラマチックに展開していく第1楽章は感動的なほど立派な音楽です。第2楽章も胸を締め付けられるセンチメンタルなメロディーが美しく、第3楽章はお約束通りパワフルかつゴージャスなサウンドが圧巻です。これぞアメリカンといえるシンフォニーです。
また「ピアノ協奏曲第2番」は、ロマンチックなドン・ギリスの作品の中でも特に甘口の音楽。第1楽章や第2楽章「テンポ・ディ・ワルツ」は、トロトロにとろけそうなリッチな響きの連続で、上品なピアノは卒倒するほど美しく、聴いていて気恥ずかしくなるほど。これほどきれいなピアノ協奏曲はそうあるものではありません。指揮のイアン・ホブソンが弾き振りをしており、ピアノの腕前もなかなか見事です。クサイ曲が好きな人にはぜひお試しいただきたい秘曲です。

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