1-4. ドヴォルザーク／交響曲第９番「新世界より」
5-6. ワーグナー／楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死
ペーター・マーク（指揮）／東京都交響楽団
録音：1986年3月31日、東京文化会館（都響第232回定期演奏会ライヴ）
1995年10月17日、サントリー・ホール（都響第416回定期演奏会ライヴ）
東武レコーディングズ【国内盤】
ブルックナーの交響曲第５番（レコード芸術特選）、シューマンの交響曲第１番＆第２番（TBRCD0014）で絶妙なコンビネーションを披露したマーク＆東京都響。その優れた演奏の中からドヴォルザークの名曲「新世界より」が新たに登場です。意外にも巨匠マークにとって音盤初レパートリーですが、今までのリリース同様に「他の誰からも聴けない解釈」を展開してくれます。特にテンポの緩急の付け方は独特ながらセンス抜群。冒頭の予期せぬ柔らかさなど、ブラームス的というよりシューマン的といった感じの詩情豊かなドヴォルザークで、この有名曲の知られざる魅力を教えてくれます。
カップリングの「トリスタン」も初出レパートリーです。これまた軽やかで明るい音色、しかし、ところどころに神経質な心の揺れがあり、それがドラマを掻き立てます。上記の1986年録音の「新世界」より約10年後の都響の演奏は、格段にアンサンブルや音色が磨かれており、オーケストラの上手さも特筆ものです。優秀なデジタル録音。「レコード芸術」誌でも特選扱いとなったアルバムです。
送料は無料です（メール便での発送の場合に限ります）。
