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「バスーン・イメージ」~ファゴットとピアノのための音楽

1-4. サン=サーンス(1835-1921)/ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168
5-7. ヒンデミット(1895-1963)/ファゴット・ソナタ 変ロ長調
8. デュティーユ(1916-)/サラバンドとコルテージュ
9-14. ファリャ(1876-1946)/カヌーティ編/スペイン民謡集
(7つのスペイン民謡より6曲)
15. モンポウ(1893-1987)/カヌーティ編/アウレアナ・ド・シル
16. モンポウ/カヌーティ編/夢の戦い
17-19. アストル・ピアソラ(1921-1992)/カヌーティ編/ル・グラン・タンゴ


ステファノ・カヌーティ(ファゴット)、マッシモ・ソメンツィ(ピアノ)

録音:1998年1月31日、ヴェネツィア県ポルトグルアーロ(イタリア)、コッレジオ・マルコーニ、旧図書館、ポルトグアーロ室内音楽祭(ライヴ)

「バスーン・イメージ」~ファゴットとピアノのための音楽

価格:

2,016円 (税込)

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STRADIVARIUS(DATUM)【イタリア輸入盤】

ステファノ・カヌーティは、1961年イタリアのパルマ生まれのファゴット奏者。アバドが音楽監督を務めるマーラー室内管弦楽団やマゼールが音楽監督を務めるシンフォニカ・トスカニーニなどで首席奏者として活躍し、2006年よりイギリスのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック(マンチェスター)で教授を務めています。カヌーティはすでにいくつかCDをリリースしていますが、イタリアのマイナー・レーベルへの録音が多く、日本ではあまり出回っていません。そのため知名度いまひとつですが、同国のアッツォリーニと双璧をなす名手であることは間違いありません。
このアルバムは、1998年にイタリアで開催されたポルトグアーロ室内音楽祭でのライヴ録音。前半のサン=サーンスとヒンデミット、デュティーユの3曲は、ファゴットにとっては定番のレパートリーであり、カヌーティの完璧な技巧と優れた音楽性をストレートに感じることができます。高域から低域までムラなく楽器をよく響かせ、表現も彫りが深く、大胆なまでにアグレッシヴ。サン=サーンスの多彩な音色も素晴らしいですが、退屈になりがちなヒンデミットがやけに凛々しく格好いい演奏です。
後半はカヌーティ自身が編曲したラテンの音楽集で、ファリャの「スペイン民謡集」やモンポウの「アウレアナ・ド・シル」や「夢の戦い」における豊かなカンタービレはとてもロマンチック。ファゴットとは思えないほど流暢かつ堂々とした歌いっぷりは見事です。最後のピアソラの「ル・グラ・タンゴ」もオリジナルのチェロに負けないほど情熱的で迫力があります。オススメ。

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