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ショパン/ピアノ協奏曲第1,2番(ピアノと弦楽四重奏による版)

ショパン(1810-1849)/バルトウォミェイ・コミネク(1973-)編曲:
1-3. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11(ピアノと弦楽四重奏のための)
4-6. ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(ピアノと弦楽四重奏のための)


本間たまみ(ピアノ)
ヴィリニュス弦楽四重奏団
 アウドロネ・ヴァイニュナイテ、アルトゥラス・シラレ(ヴァイオリン)
 ギルドゥティス・ヤカイティス(ヴィオラ) アウグスティナス・ヴァシリャウスカス(チェロ)

録音:2006年3月26-28日、ヴィリニュス(リトアニア)、国立フィルハーモニーホール

ショパン/ピアノ協奏曲第1,2番(ピアノと弦楽四重奏による版)

価格:

2,138円 (税込)

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SOMM【イギリス輸入盤】

ショパンのピアノ協奏曲の室内楽バージョンという、マニアの心をくすぐる面白いアルバム。この室内楽バージョンは、実際の演奏会では意外なほど頻繁に演奏されているらしく、最近では録音される機会も増えつつあります。また、バージョンもいろいろあるようですが、このアルバムでは、ポーランドのピアニストであるバルトウォミェイ・コミネクによる新しい編曲版(Polish Music Publishers [PWM Edition], 2003-2005)を用いています。伴奏部分が弦楽四重奏なので、ピアノとのバランスもオーケストラ伴奏版以上に優れており、スッキリしたサウンドのため見通しのいい美しい演奏になっています。ただ、これまで発売された他の室内楽版の演奏とはひと味もふた味も異なっており、弦楽四重奏はオケ版に近づけようという意志が全くないといってもよいくらい徹底して弦楽四重奏らしく、各奏者間のバランスや表現を整えて、一体化した落ち着いた響きを作り上げています。ピアノと伴奏が室内楽的に絡み合うという感覚はやや希薄ですが、その分ピアノは独立性が強くなっており、本間たまみのピアノもかなり濃厚な表現で迫ってきます。バージョン云々以前にかなり個性的で楽しめる演奏であることは確かです。
本間たまみは7歳にしてアメリカ合衆国デビューを果たし、1998年以来ロンドンのロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックで教えているピアニスト。現代曲も得意としており、英METIERレーベルからも何枚かアルバムをリリースしています。ヴィリニュス弦楽四重奏団は、1965年創設のリトアニアの弦楽四重奏団で、大統領より勲章を授与されるほど深い関係を築いている団体です。

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