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ハイドン/交響曲第94番「驚愕」、交響曲第103番「太鼓連打」(ザロモンによる室内楽版)

ハイドン(ヨハン・ペーター・ザロモンによるフルート、弦楽四重奏とピアノ用編曲):
1~4.交響曲第94番 ト長調「驚愕」
5~8.交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」


ポケット・シンフォニー(モスクワ音楽院バロック合奏団員)、オルガ・マルティノワ(ピアノ)   録音:1995年11月18-20日

ハイドン/交響曲第94番「驚愕」、交響曲第103番「太鼓連打」(ザロモンによる室内楽版)

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1,884円 (税込)

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RCD【チェコ輸入盤】

このアルバムは、ハイドンの「驚愕」「太鼓連打」を通常のオーケストラによる演奏ではなく、ヴァイオリニストであり興行主でもあったザロモンにより、フルート、弦楽四重奏、ピアノという六重奏に編曲された版を用いたちょっと珍しい演奏です。
ハイドンは、30年近く仕えたエステルハージ候が亡くなったことから、イギリスの興行師ヨハン・ペーター・ザロモンの招聘を受け、2回ロンドンへ赴きました。そこでは、一連の名作「ロンドン交響曲」を作曲・演奏し、熱烈な歓迎を受けました。ザロモンは、ハイドンの交響曲の演奏の際にコンサートマスターを務めた優れたヴァイオリニストでした。彼はハイドンの交響曲の版権を買い取り、弦楽四重奏にフルートとピアノを加えた室内楽曲として編曲出版しました。この楽譜は民衆に大いに受け、「驚愕」などはダンスにも用いられたといわれています。現在はこの編曲による演奏を耳にする機会はあまりありませんが、すでにホグウッドやフロリレジウムによる録音もあり、小編成ゆえに室内楽のコンサートでも取り上げられることもあるようです。
モスクワ音楽院バロック合奏団のメンバーからなる「ポケット・シンフォニー」による演奏も几帳面で丁寧。響きの軽やかさはもちろん、軽快さだけで終わらずに鋭いアタックを用いて意外なほどダイナミックな表現も見せ、積極性があります。ハイドンとザロモンの自由闊達な精神が感じられる面白いアルバムです。

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