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ショスタコーヴィチ/交響曲第8番【SACD】

パーヴォ・ベルグルンド(指揮)/ロシア・ナショナル管弦楽団   録音:2005年6月

ショスタコーヴィチ/交響曲第8番【SACD】

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PENTATONE【オランダ輸入盤】

PENTATONEレーベルのショスタコーヴィチの交響曲全集チクルスは、オーケストラは全てロシア・ナショナル管弦楽団ですが、リリースごとに違った指揮者を起用していくというユニークなスタンスで進行されています。この「交響曲第8番」では、シベリウスのスペシャリストとして高名なベルグルンドが指揮を振っています。ちょっと意外な感がありますが、ベルグルンドはショスタコーヴィチも得意としており、かつてEMIレーベルにまとまった録音をしています。
「スターリングラード攻防戦」の犠牲者に捧げられた交響曲第8番は、戦争そのものを主題に作曲されています。同様の第7番などに比べると、はるかにシリアスであまりに暗いため、初演時から評判は非常に悪く、ジダーノフ批判の対象となって演奏がしばらく禁止されました。しかし、近年になって戦争の悲惨さや哀しみをストレートに表現した傑作として注目を浴びるようになり、演奏機会も格段に増えつつあります。このベルグルンドの演奏も外面的な効果を狙わず、あくまで音楽的に誠実なアプローチを心がけているようです。やや冷めた客観的な演奏という印象ながら、ゆったりしたテンポでじっくり丁寧に歌い上げており、せこせこしたところやあざとさがありません。渋い通好みの演奏ともいえるかもしれませんが、戦争の哀しみと恐怖がじわじわと感じられる見事な演奏です。
SACDらしく録音も秀逸で、やや大きめの音量でしっかり鳴らして聴いて欲しいところです。SACDハイブリッド仕様なので、通常のプレイヤーでもお聴きいただけます。

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