1-3. ビーバー(1644-1704)/「技巧的で楽しい合奏」から 前奏曲,アリアと13の変奏
4-8. ウィリアム・ヤング(?-1662)/無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ組曲
9-13. ビーバー/無伴奏ヴァイオリンのためのバレット
14-15. ドメニコ・ガブリエッリ(1659-1690)/無伴奏ヴァイオリンのためのリチェルカーレ(1689)
16. ビーバー/「ロザリオのソナタ」から 無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア ト短調
マリア・バーダー=クビツェク(Vn) 使用楽器:アプザムにてヤーコプ・シュタイナー製
アニタ・ミッテラー(Vn) 使用楽器:1668年(南ダコタ大学国立音楽博物館蔵),1670年頃(個人蔵)
クリストフ・コワン(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
使用楽器:1673年(ヴィンタートゥール音楽コレギウム蔵)、1673年(ウィーン美術史博物館蔵)
ゴードン・マレイ(ポジティヴ・オルガン)
録音:2003年5月8-12日、古楽器博物館
PALADINO MUSIC【オーストリア輸入盤】
ストラディヴァリウスに匹敵する評価を受けていたオーストリアの弦楽器製作家ヤコプ・シュタイナー(1617?-1683)による楽器を揃えて使用した貴重な録音。ガンバの名手コワンの登場もちょっとした驚きです。楽器の音色を生かしきった端正なピリオド奏法も優れており、特にビーバーの作品は聞き物です。ウィーン美術史博物館(KHM-CD)シリーズの1つで、ウィーン美術史博物館に所属する古楽器博物館が所蔵する歴史的楽器を使用して録音したものです。