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シューベルト/交響曲第5番、第6番、第8番「未完成」、第9番「ザ・グレイト」(2CD)

フランツ・シューベルト(1797-1828):
CD1:
1~4.交響曲第5番 変ロ長調 D.485
5~8.交響曲第6番 ハ長調 D.589

CD2:
1~2.交響曲第8番 ロ短調 「未完成」 D.759
3~6.交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D.944


シャーンドル・ヴェーグ(指揮)/カメラータ・ザルツブルク   録音:1990,1993年

シューベルト/交響曲第5番、第6番、第8番「未完成」、第9番「ザ・グレイト」(2CD)

価格:

2,190円 (税込)

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PHOENIX EDITION【ドイツ輸入盤】

シャーンドル・ヴェーグ(1912-1997)はハンガリー生まれのヴァイオリニストで、フランツ・リスト音楽院でフバイにヴァイオリンを学び、作曲をコダーイから学びました。ソリストとして活動するだけでなく、ハンガリー四重奏団やヴェーグ四重奏団を結成し、またリスト音楽院の教授も務めました。戦後ハンガリーを去ってフランスを根拠地にしましたが、1970年代までヴェーグ四重奏団の活動は続き、バルトークやモーツァルトなどのアルバムは世界中で絶賛されました。また、ヴェーグは後進の指導には特に熱心で、バーゼル音楽院やフライブルク音楽院、デュッセルドルフ音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院において教鞭を執り続けました。70年代に入ってからヴェーグは指揮者としても活動を始め、モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカの指揮者となって黄金時代を築きました。同楽団とレコーディングをしたモーツァルトのディヴェルティメントとセレナーデ集は、極めつけの名盤として広く愛聴されています。
このアルバムには、晩年ヴェーグが90年代にカメラータ・ザルツブルクと録音したシューベルトの交響曲全集の中から4曲が収録されています。演奏はどれも作品本来の要求にふさわしい小ぶりなオーケストラによるきびきびとした爽やかなものです。「未完成」や「ザ・グレイト」は、従来の大オーケストラの演奏に比べるとスケールが小さく表現も端正なので、比較的あっさりとした流れのよい演奏です。しかし、よく聴けばテンポは弛まず、響きも厳しく引き締まっており、ロマンチックな気分に流されないキリッとした男気があります。また、第5番と第6番は爽やかな曲想とよく合っていて、ウィーン的な洒脱さや陰影に富んだ歌心にあふれた素敵な演奏です。デジパック・ケースです。

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