ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
1-4. 序曲 Op.13-3
5-8. ソナタ Op.4-1
9-12. ソナタ Op.4-4
13-17. ソナタ Op.13-3
18-22. ソナタ Op.4-3
オペラ・クワルタ
【ソフィ・ゲント、トゥオニ・スニ(Vn)、エミリー・ロビンソン(Vc)、オリヴィエ・フォルティン(Cemb)】
録音:2005年1月 ライヴ
ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764)は、18世紀前半に活躍したフランスのヴァイオリニスト、作曲家で、フランス後期バロック音楽の大家。パリではルイ14世により王室付きの音楽教師に任命され、のちハーグでも宮廷楽長として活躍しました。演奏している「オペラ・クワルタ」は、2000年にハーグ王立音楽院の学生によって結成されたピリオド楽器の団体。ライヴ録音とは信じられないほどの完成度が高く、しかも高揚感も抜群です。「音楽による気晴らし」というアルバム・タイトルに相応しく、明朗・快活でしかも気品溢れるルクレールの魅力を充分に伝えてくれます。SACDらしい鮮烈な音質もたいへん優秀で、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。もちろん通常のプレイヤーでもお楽しみいただけます。