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ゲルトラウト・ヴィンクルバウエル=ツォウレック(1941-)/アコーディオン作品集

1-3. K・ヘルマン・J・ジルヒェル(1947-)/ハウス・ムジーク~ヴァイオリン、アコーディオンとピアノのための
4. フーゴ・ヘルマン(1896-1967)/6つの新しい歌音楽より 第7番「Harlekinade」
5-6. マティアス・G・ザイベル(1905-1960)/チェロとアコーディオンのための序奏とアレグロ
7-10. ヘルマン・アンブロジウス(1897-1983)/デュオ~横笛とアコーディオンのための
11. ヴォルフガング・ヤコビ(1894-1972)/アコーディオン協奏曲より「セレナーデとアレグロ」
12-17. K・ヘルマン・J・ジルヒェル/モーツァルトの主題による変奏曲~ヴァイオリンとアコーディオンのための
18-20. フランツ・レインル(1903-1977)/ハウス・バー~3つの歌
21. ルドルフ・ヴュルスネル(1920-1974)/シャンソネット~アコーディオン・アンサンブルのための
22. マルティン・フィッシャー(1907-1959)/ワルツ・インテルメッツォ~アコーディオン・アンサンブルのための


ゲルトラウト・ヴィンクル=ツォウレック(アコーディオン)
エーリヒ・ビンデル(1-3,12-17ヴァイオリン)、L.プリビル=セイネル(1-3,ピアノ)
ハイディ・リッツシャウエル(5-6,チェロ)、ハ

ゲルトラウト・ヴィンクルバウエル=ツォウレック(1941-)/アコーディオン作品集

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ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】

ゲルトラウト・ヴィンクル=ツォウレックは、1941年オーストリア生まれの女性アコーディオン奏者。幼少の頃から才能を発揮し、ザルツブルクを始めとする数々の音楽祭に出演するなど、本国で高い評価を得ています。このアルバムは、あまり馴染みのないドイツ・オーストリアの現代作曲家たちの作品ばかりなので、さぞ小難しい現代音楽が並べられているのだろうと聴く前から構えてしまいますが、実際は全く正反対。午後の一時をエレガントに彩るカフェ・ミュージック風の作品が中心で、軽妙で心地よい音楽ばかりです。近年はアコーディオンもソロ楽器として注目され、バッハやハイドン、スカルラッティのピアノ作品をアコーディオンで弾く意欲的なアルバムも登場していますが、ヴィンクル=ツォウレックはむしろ他の楽器との共演により、アコーディオンの柔軟性と新たな響きの可能性を見せてくれます。ヴァイオリンとのデュオは軽妙洒脱で、明るい色彩はまさにカフェの音楽のようですが、チェロとのデュオではグッとシックで色気のある音色を生みだし、またフルートとのデュオでは哀愁を帯びた音色が鄙びた雰囲気を作り出している点が興味深いところ。ヴォルフガング・ヤコビ(1894-1972)の「アコーディオン協奏曲」もウィーンの都会らしい退廃的なムードたっぷりの面白い作品です。アコーディオン・アンサンブルの2曲「シャンソネット」と「ワルツ・インテルメッツォ」も映画のワン・シーンに流れていてもおかしくないほどトコトンお洒落。
1959年から1978年までの古い録音を集めているようですが、音質は異様なくらい良好で、録音年代の古さや差違がほとんど感じられません。モノラル録音となっているものも、わざとレトロ風な味わいに仕上げた最新録音とか思えません。アコーディオンの魅力をたっぷり味わえる秀逸なアルバムです。

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