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ヒンデミット/ホルン・ソナタ集

パウル・ヒンデミット(1895-1963):
1~3.ホルン・ソナタ(1939)(*)
4~7.ホルン・ソナタ(1943)(+)
8~10.4つのホルンのためのソナタ(1952)(+)


ズデニェク・ティルシャル(ホルン)
ベドジフ・ティルシャル、ズデニェク・ディヴォキー、イジー・ハヴリーク(ホルン(+))
ペテル・トペルチェル(ピアノ(*))

録音:1985年12月、1986年4月、プラハ、ドヴォルジャーク・ホール

ヒンデミット/ホルン・ソナタ集

価格:

1,987円 (税込)

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OPUS【スロヴァキア輸入盤】

20世紀ドイツの作曲家のなかでも、多作家として知られるパウル・ヒンデミット(1895-1963)は、様々な管楽器のためのソナタや協奏曲を残しています。特にホルンには魅力を感じていたのか、このアルバムの3曲以外にも「アルトホルンとピアノのためのソナタ」や「ホルン協奏曲」まで作曲しています。いずれも新古典主義らしいスタイルながら、20世紀に相応しいちょっとダークで渋い音楽となっており、なかなか歯ごたえのある難曲ぞろい。凝った難しいパッセージが満載で、同時に朗々と旋律を歌う必要もあり、かなりの腕前をもつホルン奏者でないと歯が立ちません。このアルバムでは、ソリストとしてティルシャル兄弟やディヴォキーなど超一流のホルン奏者たちをそろえており、特にズデニェク・ティルシャルの巧さが際立っています。2006年に心臓発作で急逝したチェコの名ホルン奏者ズデニェク・ティルシャル(1945ー2006)は、20歳そこそこからすでにチェコ・フィルの首席を吹いているという、まさにチェコ・フィルの顔ともいうべき存在です。難技巧やハイトーンを簡単に吹きこなす安定したテクニックと、その薄絹のかかったような独特の柔らかく美しい音色には多くのファンがいます。ティルシャルの演奏で聴くヒンデミットは、いくぶん軽やかと柔らかさが備わっているせいか、晦渋さよりも古典的な端正さがよりストレートに感じられます。「4つのホルンのためのソナタ」における四重奏の精緻なアンサンブルも抜群です。
OPUSレーベルはチェコスロヴァキア時代に(おそらく国営会社として)創設された名門レーベル。スロヴァキアの分離独立後、紆余曲折を経て再興し、過去の録音の多くが再び入手できるようになりました。

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