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ジョリヴェ/オーボエ作品集とコールアングレのための室内楽作品集

アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
1-4. セレナード
(オーボエとピアノ版)
5-7. オーボエとファゴットのためのソナチネ
8. オーボエとハープのための「コントラヴァルシア」
4. オリノコ川の丸木舟を操る人の歌
5. 礼拝組曲


シュテファン・シーリ(オーボエ,コールアングレ)、オリヴァー・トリエンドル(1-4,9,10-17,ピアノ)
マルコ・ポスティンゲル(5-7,10-17,ファゴット)、クリスティーナ・ビアンキ(8,10-17,ハープ)
クリスティアーネ・カルク(10-17,ソプラノ)、ゼバスティアン・クリンガー(10-17,チェロ)

録音:2012年3月20-22円、9月22日

ジョリヴェ/オーボエ作品集とコールアングレのための室内楽作品集

価格:

2,291円 (税込)

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OEHMS【ドイツ輸入盤】

フランスの現代作曲家アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974)といえば、十二音技法や実験的音楽などを取り入れた前衛的な作風で知られています。音楽における人間性・抒情性の回復を目指し、メシアンらと「若きフランス」を結成、非ヨーロッパ的・原始的・神秘的傾向を持つ音楽を残しました。彼の音楽は難解であるにも関わらずファンが多く、それは彼の作品があまりにも独創的であり一度聴いたら忘れられないほどに印象深いものだからでしょう。ジョリヴェは打楽器や木管楽器を特に好み、様々な協奏曲や室内楽をたくさん残しており、このアルバムではオーボエとコールアングレのための室内楽作品がたっぷり収録されています。
どれもジョリヴェらしいエキゾチックなメロディに充たされいますが、中でも耳に残るのが「典礼組曲」でしょうか。ここでオーボエを吹いているのは名門バイエルン放送交響楽団の首席奏者シュテファン・シーリ(シッリ)。彼はオーボエとコールアングレを持ち替えて、このヘブライ風のメロディを見事に演奏しています。そよぐ風をイメージさせる涼やかなハープ、はるか彼方から届く祈りの声。各楽器の音がせめぎあい心地良く体に纏わりつく様は、確かに他の作曲家の作品では味わえない快感です。ソプラノのカルクを始めとした素晴らしい奏者たちの奏でる音楽も極上です。「コントラヴァルシア」や「オリノコ川の丸木舟を操る人の歌」でもジョリヴェならではの異国的・異教的な音楽世界を充分に感じ取っていただけるでしょう。

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