ＣＤ１：
1-4. ブルックナー／交響曲第00番 ヘ短調「習作」WAB99
5. ブルックナー／序曲 ト短調 WAB98
録音：2001年3月6-10日
ＣＤ２：
1-4. ブルックナー／交響曲第０番 ニ短調 WAB100
5. ブルックナー／弦楽五重奏曲ヘ長調 WAB112-第3楽章(スクロヴァチェフスキによる管弦楽版) 録音：1999年3月22-25日
ＣＤ３：ブルックナー／交響曲第１番 ハ短調 WAB101(リンツ版)
録音：1995年6月13-18日
ＣＤ４：ブルックナー／交響曲第２番 ハ短調 WAB102(1877年版)
録音：1995年6月13-18日
ＣＤ５：ブルックナー／交響曲第３番 ニ短調 WAB103(1889年版)
録音：1996年10月
ＣＤ６：ブルックナー／交響曲第４番 変ホ長調「ロマンティック」WAB104(1886年ノヴァーク版) 録音：1998年10月25-28日
ＣＤ７：ブルックナー／交響曲第５番 変ロ長調 WAB105
録音：1996年5月31日-6月3日
ＣＤ８：ブルックナー／交響曲第６番 イ長調 WAB106（ノーヴァク版)
録音：1997年3月3-4日
ＣＤ９：ブルックナー／交響曲第７番 ホ長調 WAB107(1885年ノヴァーク版)
録音：1991年9月27.29日
ＣＤ10,11：ブルックナー／交響曲第８番 ハ短調 WAB108（ハース版）
録音：1993年10月8.9日
ＣＤ12：ブルックナー／交響曲第９番 ニ短調 WAB109(1894年原典版)
録音：2001年1月12-18日
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)／ザールブリュッケン放送フィルハーモニー管弦楽団
OEHMS【ドイツ輸入盤】
スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ（1923-）は、ポーランド出身の名指揮者で、作曲家としても知られています。もともと実力派の指揮者であり、1960年代と70年代にはアメリカのミネアポリス交響楽団（現ミネソタ交響楽団）の音楽監督となり、徹底した練習を積み重ね、このオーケストラの黄金時代を築きました。その時代はマーキュリー・レーベルやヴォックス・レーベルに数々の名演を録音し、クラシック・ファンの注目を集めました。さらに1990年代には、ザールブリュッケン放送交響楽団とブルックナーの交響曲全集を録音し、細部まで徹底的に丁寧に仕上げた引き締まった演奏は世界的に高い評価を受け、一躍日本でも有名になりました。そのスクロヴァチェフスキのブルックナーの交響曲全集は、緊張感に満ちたフレーズ、うねる低音域、そして計算され尽したフォルムと、どの曲も正統派でありながら、聴くたびに新しい発見があります。これからブルックナーを聴いてみようと考えている人にもぜひオススメしたい全集です。
厚さ３センチほどのボックス・ケースです。
