1. ジャチント・シェルシ(1905-1988)/夜(1972)
2. イサン・ユン(1917-1995)/アキのために1(1981)
3. イサン・ユン/アキのために2(1981)
4. ヤニス・クセナキス(1922-2001)/テラプス(1976)
5. マンフレート・シュターンケ(1951-)/ストリート・ミュージック3(1995)
6. ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-)/1207年8月9日S.ビアジオ(1977)
7. ベント・ロレンツェン(1935-)/深く(1993)
フランク・ライネッケ(コントラバス) 録音:2004-2006年
NEOS【ドイツ輸入盤】
フランク・ライネッケは1960年ドイツのハンブルク生まれのコントラバス奏者。名門バイエルン放送響の奏者を務めるかたわら、室内楽やソロでも精力的に活動しています。とりわけ現代作品の紹介と初演に意欲を燃やし、多くの作曲家が彼のために作品を書いています。メリスマティックな旋律にどこかコダーイっぽさを感じさせるシェルシの「夜」、どこかユーモラスなセンスを感じさせるイサン・ユンの2つの「アキのために」、そして圧巻はエネルギッシュな音が渦巻くクセナキスの「テラプス」で、その傍若無人のパワーとライネッケの超絶技巧に圧倒されます。