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マスランカ/交響曲第3番、スリーパー/トランペット協奏曲

1-3. トーマス・スリーパー(1956-)/トランペット協奏曲(2003)
4-8. デイヴィッド・マスランカ(1943-)/交響曲第3番(1991)

ギャリー・D・グリーン(指揮)/マイアミ市フロスト管楽アンサンブル
クレイグ・モリス(トランペット)

録音:2004年、アメリカ、フロリダ、ガスマン・ホール

マスランカ/交響曲第3番、スリーパー/トランペット協奏曲

価格:

1,273円 (税込)

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NAXOS【香港輸入盤】

デイヴィッド・マスランカは1943年マサチューセッツ生まれで、現代アメリカの作曲家の中で最も注目されるべき存在の1人。吹奏楽の世界ではすでによく知られた存在で、日本でもすでにカリスマ的な存在になりつつありますが、オーケストラ作品や室内楽曲も多く、非常に幅広い活動をしています。マスランカの音楽は技巧的かつモダンなもので、表現の幅がやたらと広く、沈鬱な雰囲気とロマンチックさがドロドロに溶け合った不思議な作風で、いったんハマったら抜け出せない麻薬的魅力があります。「交響曲第3番」は、5つの楽章からなる45分を超える大作で、ロッキー山脈やインドの風景が反映されているという色彩豊かな音楽です。オーケストラのシンフォニーと比べても全く遜色ないどころか、吹奏楽ならではのサウンドを活かしてマスランカ独自の世界を作り上げており、技巧的で立派な作品です。マスランカの交響曲の中では比較的親しみやすく、価格の安いNAXOSのアルバムでマスランカの世界を体験してみるのもよいでしょう。
一方のトーマス・スリーパー(1956-)はオクラホマ出身で、テキサス大学で音楽を学び、作曲家としてだけでなく指揮者としても活躍しています。後期ロマン派から(クルシェネクやヒッチコックの映画音楽を担当したバーナード・ハーマンに似た雰囲気を持っている)近現代音楽の語法を折衷したダイナミックな音楽を聴かせます。この「トランペット協奏曲」は快活で技巧的であり、縦横無尽に動き回るトランペットには息を飲むばかりです。演奏しているクレイグ・モリスは、かの伝説的なトランペット奏者アドルフ・ハーセスの後継者として2001年にシカゴ響の首席奏者になった強者だけに、輝かしい音色と冴え渡った技巧が実に素晴らしく、トランペット・ファンは注目です。

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