1-6. ヴァイス(1686-1750)／リュート・ソナタ第20番 ニ短調（マンドリンとギター版）
7-12. ヴァイス／リュート・ソナタ第14番 ト短調（マンドリンとギター版）
13-15. ホフマン(1770-1814)／マンドリン・ソナタ ト長調（マンドリンとギター版）
16-18. ホフマン／マンドリン・ソナタ ニ短調（マンドリンとギター版）
アーレルト＆シュヴァープ・デュオ
〔ダニエル・アーレルト（マンドリン）、ビルギット・シュヴァーブ（ギター）〕
録音：2005年9月、ドイツ、ビーレフェルト、ヒュールズマン博物館
NAXOS【香港輸入盤】
このアルバムは、マンドリンとリュートという２つの楽器の出会いが思わぬ効果を生むことを証明するディスクです。Ｊ・Ｓ・バッハと同時代を生きたリュートの大家ジルフィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750)、ベートーヴェンと同時代を生きたマンドリン名手ヨハン・ホフマン(1770-1814)、両者はそれぞれの楽器の名演奏家として讃えられました。ここでは、ヴァイスの「リュート・ソナタ」とホフマンの「マンドリン・ソナタ」を、いずれもリュートとマンドリンの二重奏のヴァージョンで演奏しています。バッハの峻厳な音楽を想起させるヴァイス、より感覚的でわかりやすいホフマン、両者の対照も楽しめますが、何と言ってもリュートとマンドリンが織り成す気持ちいいサウンドをご堪能いただきたい一枚です。
アーレルト＆シュヴァープ・デュオは、ドイツ人のマンドリン奏者ダニエル・アーレルトと女性ギター奏者ビルギット・シュワブが1992年に結成し、ベルギーの国際コンクールに入賞後、国際的に活発に活動するようになりました。レパートリーはバロックから現代まで幅広く、50人を超える現代作曲家にギターとマンドリンのための新たな作品を委嘱しています。また、すでにANTESやNAXOSレーベルなどにたくさん録音を残しています。
