レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928)：
1-4. ４つの民謡男声合唱曲(農作業、我らの樺の木、花輪、キルト)
5-8. ４つの男声合唱曲(警告、おお愛よ、兵士になる、不思議な眼)
9-12. ４つのモラヴィアの男声合唱曲(貴方は知っているから、ブユの結婚式、夕べの幽霊、別れ)
13. ハルファル先生
14. マルィチカ・マグドーノワ
15. 70,000
16. チェコ在郷軍人会
17. さまよえる狂人
18-20. ３つの男声合唱曲(別れ、野鳩、嫉妬深い男)
21. まことの愛
リュボミール・マーティ（指揮）／モラヴィア教員合唱団
録音：1995年8,9月、1996年3月、チェコ、ウニチョフ、フランシスコ会士教会
NAXOS【香港輸入盤】
作曲者ヤナーチェク(1854-1928)の出身地であるモラヴィア地方の民族的な素材やハーモニーを使った力強い東欧のエネルギーを感じさせる合唱曲集。男声合唱ファンなら説明は不要な名曲ぞろいで、これだけ多数のヤナーチェクの作品をまとめてナクソス価格で楽しめるなんて幸せですね。すでにヤナーチェクの個性的な器楽曲やオペラに魅せられている方にとっては、ぜひ一歩進めてヤナーチェクの新たな魅力を感じ取ってください。ヤナーチェクが合唱指揮者として活躍し、当然に合唱曲も多数残したことは意外なほど軽視されています。ヤナーチェクが残した合唱作品は数多く、とりわけ晩年の「グラゴル・ミサ」は有名ですが、無伴奏合唱曲を聴けばヤナーチェクの本質的な魅力に対する理解がいっそう深まります。
モラヴィア教員合唱団は、1903年結成というたいへん歴史のあるチェコの男声合唱団。指導者ヴァッハが率いるハイレベルな合唱は、郷土の生んだ偉大な作曲家ヤナーチェクからも信頼され、ヤナーチェクの様々な作品の初演などに寄与しました。そのためモラヴィア教員合唱団の歌うヤナーチェクのアルバムは、作曲家直伝のものとして欧米では非常に高く評価されています。西洋的な洗練味は乏しくても
