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ベートーヴェン/交響曲全集(5CD)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
◎交響曲第3番「英雄」、交響曲第5番「運命」、交響曲第9番「合唱」

  ジャンスク・カヒッゼ(指揮)/トビリシ交響楽団  録音:1999年10-11月
◎交響曲第1番、交響曲第2番、交響曲第4番、交響曲第8番
  バハタン・カヒッゼ(指揮)/トビリシ交響楽団  録音:1998年5-6月
◎交響曲第6番「田園」
  アレクサンドル・ティトフ(指揮)/ロシア・ニューフィルハーモニア管
  録音:1999年12月
◎交響曲第7番、「プロメテウス」序曲、「コリオラン」序曲
  ジャン・イヴ・ゴディン(指揮)/トビリシ交響楽団  録音:1999年12月

ベートーヴェン/交響曲全集(5CD)

価格:

3,819円 (税込)

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MEMORIES【イタリア輸入盤】

ジャンスク・カヒッゼ(ヤンスク・カヒーゼとも)(1936-2002)は、マルケヴィッチに師事したというグルジア出身の指揮者で、ソ連人民芸術家の称号も持っています。主にロシアで活動しており、日本では専ら「ガイーヌ」の名盤で知られています。グルジアのトビリシ交響楽団は、ジャンスク・カヒッゼ自ら創設した手兵であり、独特の音色と中々の合奏能力で一時は大きな人気を得ました。特にカンチェリの交響曲集は、一大ブームを呼び起こしたほどでしたが、トビリシ響は残念ながらカヒッゼ没後に解散してしまっています。かつてMAZUR MEDIAレーベルが、彼らのCDを次々にリリースして好評を博したものの、すぐに販売終了となってしまい、アルバムは長らく入手困難の状態が続いていました。
カヒッゼの芸風は19世紀巨匠的なスケールの大きなもので、ドイツ往年の名指揮者を想わせる立派な佇まいの演奏を聴かせます。特に「英雄」は名演と呼ぶに差し支えない出来栄えです。バハタン・カヒッゼはジャンスクの息子ですが、これまた先祖帰りしたような重厚な演奏であり、この親子の緊密な芸術の継承が明らかです。第4番や第8番はなかなかの名演で、決して父親の録音のおまけなどではありません。ジャン・イヴ・ゴディンはピエール・デルヴォー門下でもあるフランス人指揮者ですが、ロシア語圏とも緊密。こちらは快活でスピード感ある演奏でパレーなどのベートーヴェンに通じる軽味が楽しい演奏です。ティトフはロシア音楽のレパートリーで最近多くのアルバムをリリースしている期待の指揮者ですが、新生ロシア・ニューフィルハーモニア管の新鮮な音色で美しい「田園」を聴かせてくれます。マスタリングもやり直したらしく、音の厚みが増し、楽章間のノイズも取り除かれています。5枚組なのに2枚分の価格というお買い得盤です。

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