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グリーグ/「ペール・ギュント」組曲、ホルベア組曲、抒情組曲

エドワルド・グリーグ(1843-1907):
1-4. 「ベール・ギュント」組曲第1番 Op.46
5-8. 「ベール・ギュント」組曲第2番 Op.55
9-13. ホルベア組曲 Op.40
14-17. 抒情組曲 Op.54


ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)/モスクワ放送交響楽団
ドミトリー・キタエンコ(指揮)/モスクワ・フィルハーモニー室内管弦楽団(「ホルベア組曲」のみ)

録音:1967年、1973年(9-13のみ)

グリーグ/「ペール・ギュント」組曲、ホルベア組曲、抒情組曲

価格:

1,987円 (税込)

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MELODIYA【ロシア輸入盤】

ロシアの指揮者とオーケストラによるグリーグの管弦楽曲集。かつてLPでも発売されたことがあるものの、おそらく初CD化であり、初めて聴かれるという方も多いことでしょう。時折感じる力強い打楽器や厚めの弦の響きはたしかにロシア的ですが、意外に洗練された演奏であり、音質の良さから考えてもとても1970年前後のメロディアの録音とは思えないほど。金管が終始がなり立てるわけでもなく、バランスもアンサンブルも統率が取れていて、若きロジェストヴェンスキーのセンスが光る綺麗な演奏です。「ペール・ギュント」は、洗練されて華美になりずぎたり、逆に北欧的な透明感を追い求めすぎると抑揚がなくなってつまらなく聞こえてしまいますが、この演奏は全てがちょうど良いところに収まっており、ほの暗い響きとしなやかな歌い方が心地よいものです。「抒情組曲」は、66曲からなるピアノのための「抒情小品集」から、「羊飼いの少年」、「ノルウェーの農民行進曲」、「夜想曲」、「こびとの行列」という4曲をグリーグ自身が選んでオーケストラ用に編曲したもの。抒情的で詩的な美しい音楽で、ここでもロジェストヴェンスキーは幻想的な味わいをうまく表現しており、なかなか聞かせ上手。
「ホルベアの時代から(ホルベルク組曲)」は、「デンマーク文学の父」と呼ばれるルズヴィ・ホルベア(1684-1754)の生誕200周年の記念祭のためにグリーグが作曲したもので、もともとはピアノ・ソロの作品ですが、現在ではグリーグ自身が編曲した弦楽合奏版でもっぱら知られています。副題に「古い様式による組曲」とあるように、この作品はホルベアが活躍していたバロック時代の音楽様式を模していながらも、規模の大きい弦楽合奏による豊かでダイナミックな響きを持ち、たいへん人気の高い作品となっています。

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