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「ジノ・フランチェスカッティ・ラストパフォーマンス」~サン=サーンス、ベン=ハイム

1-3. サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op.61
4. サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
5-7. ベン=ハイム/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト調


ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
ピエール・ブーレーズ(指揮)/ニューヨーク・フィル(1-3)
マヌエル・ロザンタール(指揮)/フランス放送フィル(4)

録音1975年12月16日(1-3)、1961年5月4日(4)、1958年8月25日(5-7)

「ジノ・フランチェスカッティ・ラストパフォーマンス」~サン=サーンス、ベン=ハイム

価格:

2,100円 (税込)

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ジノ・フランチェスカッティ(1902-1991)は、フランスのヴァイオリニスト。わずか5歳でデビューし、10歳でベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を演奏するほど早熟の天才でしたが、ヴァイオリンについては両親とジャック・ティボーの薫陶を受けた程度で、音楽学校でヴァイオリンを学んだわけではありません。しかし、超絶的な技巧と類い希なる美音により聴衆を魅了し続けました。あらゆる協奏作品を録音したフランチェスカッティですが、パガニーニやサン=サーンス、ブルッフ、ベートーヴェン、モーツァルトなどの録音はいまなお極めて評価が高く、ピアニストのカサドシュと組んだベートーヴェンのソナタ集も名演といわれています。
このアルバムでは、名手フランチェスカッティの十八番であるサン=サーンスの「ヴァイオリン協奏曲第3番」の最後の演奏であるということでファンには貴重な録音といえるでしょう。しかもブーレーズとの共演という点でも注目です。このときフランチェスカッティは73歳という老境に入っていますが、最盛期とほとんど変わらぬ卓越した技巧と美音を保っており、これで引退するとはあまりに惜しい気がするほど。持ち前の輝きのある音色で、上品かつ甘く歌い上げており、しかも明晰で古典的なたたずまいをきちんと保っているところが凄いところです。さらに「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、全盛期の録音だけに速いパッセージでのスピード感や美しい重音など技術的な冴えは素晴らしいものです。また健康的なほどストレートな表現により、時には鋭く厳しく迫り、また上品で爽快な音楽を聴かせてくれます。最後のベン=ハイムの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」は、1958年のザルツブルク音楽祭におけるライヴ。こちらはORFEOレーベルからもリリースされています。

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