1-5. ブリテン（1913-1976）／ミサ・ブレヴィス(*/+/#)
6. ナディア・ブーランジェ（1887-1979）／永遠の光
7. メンデルスゾーン（1809-1947）／オラトリオ「エリヤ」より「心をつくして求めれば」(*)
8. ヴォーン・ウィリアムズ（1872-1958）／５つの神秘的な歌 から「使命」
9. デイヴィッド・Ｊ・エヴァンス（1957-）／アーチャー編曲／静まれ、主のいませば(*)
10. マルコム・アーチャー／最も明るく最善なる(*)
11. マルコム・アーチャー／導け、優しき光よ(*)
12. アイアランド（1879-1962）／子供らの口々より
13. ダミアン・ランディー／アーチャー編曲／若き預言者のための歌(*)
14. マルコム・アーチャー／不思議の十字架を眺めると(+)
15. フィリップ・ムーア（1943-）／われらは御身に感謝す、おお、主よ(*)
16. フォーレ（1845-1924）／レクィエムより「ピエ・イエズ」
17. スタンリー・ヴァン（1910-）／われは御身を求む(*)
18. メアリー・プラムステッド（1905-1980）／感謝する心
19. ノエル・ロースソーン（1929-）／われは目を上げて山々を望まん(*)
20. レナード・ブレイク（1907-1989）／そして今また一日が過ぎ行く
21. ジョージ・ダイソン（1883-1964）／ヌンク・ディミティス ニ長調
キーラン・ホワイト（ボーイソプラノ(*)）、ネッド・ベリー（ボーイソプラノ(+)）
ダニエル・マックリン（ボーイソプラノ(#)）、ハリー・ニュー（ボーイソプラノ(#)）
マルコム・アーチャー（オルガン、指揮）／ウェルズ大聖堂少年聖歌隊
デイヴィッド・ベドノール（オルガン）
録音：2004年4月2日、アンプルフォース修道院／2004年5月28日、ウェルズ大聖堂
LAMMAS【イギリス輸入盤】
イギリスの聖歌隊に脈々と引き継がれてきたボーイソプラノ・ソリスト３人たちの天使の歌声を収めたアルバム。胸にしみこんでくるピュアなボーイ・ソプラノの声は、心を清浄にするヒーリング効果があるようです。
イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)の「ミサ・ブレヴィス」は、ウェストミンスター大聖堂少年合唱団のために作曲された合唱作品。「ミサ・ブレヴィス」とは「短いミサ」という意味であり、実際ブリテンの作品も各々２分ほどの５曲（キリエ、グローリア、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ）から構成された10分強の作品です。しかし音楽は非常に斬新で、中世風の雰囲気と20世紀の新しい音楽手法が見事に一体化しており、少年合唱ならではの明るい透明感あふれる声とともに非常に美しい音楽を作り上げています。
