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「ヤン・ヤクプ・ボクン クラリネット・ライヴ 2002-2007」~ミヨー、モーツァルト、ピアソラほか

1. ダリウス・ミヨー(1892-1974)/バレエ「屋根の上の牛」Op.58
  ヤン・ヤクプ・ボクン(指揮)/オロモウツ・モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団 
  録音:2006年3月30日、オロモウツ(チェコ)、レドゥタ・ホール、ライヴ

2. モーツァルト(1756-1791)/クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
  ヤン・ヤクプ・ボクン(バセットクラリネット)
  クリストファー・ホグウッド(指揮)/ノヴァ室内管弦楽団
  録音:2007年9月29日、ワルシャワ王宮、ライヴ

3. セルジオ・アサド(1952-)/青いすみれ
4. アストル・ピアソラ(1921-1992)/リベルタンゴ
5-8. ピアソラ/タンゴの歴史

  デュオ・ギタリネット【ヤン・ヤクプ・ボクン(クラリネット)、クシシュトフ・ペウェフ(ギター)】
  録音:2002年7月5日、ストックホルム、国際クラリネットフェスト2002、ライヴ

9.ガブリエル・ピエルネ(1863-1937)/カンツォネッタ(*)
10.ジョゼフ・コロンボ&トニー・ムレーナ(1917-1970)/無関心(+)
11.マイケル・ガーソン/バラード(+)
12.アルフレド・ピシンギニャ(1897-1973)&ベネデット・ラセルダ/彼をつかまえろ(*)

  クラリデオン【ヤン・ヤクプ・ボクン(クラリネット)、ミハウ・モツ(アコーディオン)】
  録音:2005年4月12日、西ポモジェ・クラリネット・フェスティヴァル、ライヴ(*)
      2005年6月20日、国際クラリネットフェストTAMA東京、ライヴ(+)

「ヤン・ヤクプ・ボクン クラリネット・ライヴ 2002-2007」~ミヨー、モーツァルト、ピアソラほか

価格:

2,190円 (税込)

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JB RECORDS【ポーランド輸入盤】

ポーランドのクラリネット奏者で指揮者でもあるヤン・ヤクプ・ボクンの多彩なライヴ録音を集めたアルバム。指揮者としてロモウツ・モラヴィア・フィルを振ったミヨーの「屋根の上の牛」は、若いにも関わらず意外にも遅めのテンポでじっくり歌わせ、随分ズッシリとした牛が描かれています。リズムにもラテン系のノリはなく、チェコの舞曲を思わせる独特の重さを感じさせ、これはかなり意図的に仕組まれたチェコ風のミヨーといえるでしょう。しかし、クラリネット奏者としてのボクンの演奏は、もっと軽快で洗練されており、ギターとのデュオやアコーディオンのデュオは、ノリもよく洗練された演奏です。特にピアソラが秀逸で、繊細で小粋な表現はとても開放的で魅力的。また、アコーディオンとのデュオはフランスのカフェを思わせる滅法オシャレな演奏で、クラリネット好きには堪らない格好よさ。モーツァルトの名曲「クラリネット協奏曲」では、バセットホルンを用い、しかも伴奏が名匠ホグウット(驚き!)ということもあって、古楽器風のシャッキリした歯切れの良い演奏です。ボクンはかなり音楽性の幅の広い器用なクラリネット奏者といえそうです。薄型デジパック・ケースです。

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