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ブラス・アンサンブルによる「レスピーギ/ローマの三部作」

ワルター・ヒルガース(指揮)/ユンゲ・ドイッチェ・ブレッヒブレーザーゾリステン  録音:2004年

ブラス・アンサンブルによる「レスピーギ/ローマの三部作」

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2,138円 (税込)

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GENUIN【ドイツ輸入盤】

吹奏楽がローマの三部作を演奏するのは珍しくもなんともありませんが、小人数の金管アンサンブルとなると非常に稀なこと。編曲も手際良く、くっきりと輝かしいラインが浮かび上がっています。ミュートを効果的に用いているので、「えっ、この音なんの楽器だろう?」と首をかしげる部分も多いでしょう。1曲目の「ローマの松」は、冒頭から思わずぶっ飛んでしまうようなピロピロした音色で、かなりユニーク。遊びもいっぱい仕掛けられていて、不思議なフレーズもちょいちょい顔を出します。また、「ジャニコロ荘の松」では鳥笛がどの音よりも大きくて笑ってしまうかも。
しかし、続く「ローマの噴水」はごく真面目かつ丁寧な演奏で、原曲に近いスリムな響きが意外にほどきれいにまとまっており、「うまいなぁ」と感心しきり。最後の「ローマの祭り」もおおむね真面目なアレンジと演奏ぶりで・・・。といいたいところですが、「主顕祭」では何だそりゃみたいなユニークなアレンジでニヤリとさせてくれます。どこまでが真面目でどこまでがエンターテイメントか分かりませんが、「ローマ三部作」の演奏の歴史に残る珍品として、金管マニアには大いに喜ばれるディスクになることは間違いありません。

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