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ブラームス/クラリネット・ソナタ第1番、同第2番

ニコレ・ケルン(クラリネット)、ステファノ・ヴィスマラ(ピアノ)

録音:2007年7月19-21日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス

ブラームス/クラリネット・ソナタ第1番、同第2番

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GENUIN【ドイツ輸入盤】

2つのクラリネット・ソナタは、創作意欲が衰えたブラームスの最晩年の作品。当時の名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトと知り合うことで作曲の意欲を取り返したブラームスは、クラリネット五重奏曲やクラリネット三重奏曲、2つクラリネット・ソナタといったかけがえのない名作を生み出しました。クラリネット・ソナタは、のちに作曲者自身によってヴィオラ用やヴァイオリン用に編曲され、今日ではクラリネットにとってもヴィオラにとっても重要なレパートリーとなっています。
ドイツの女性クラリネット奏者ニコレ・ケルンとピアノのステファノ・ヴィスマラによる演奏は、ドイツらしい謹直さがうかがえる真摯な演奏。2つのクラリネット・ソナタは、晩年のブラームスの孤高の心境と諦観の境地を示した作品ではあるものの、フレッシュな勢いがあってなかなか情熱的。第1番の枯れた味わいを表現するには、いささかピアノが出張りすぎて響きに落ち着きがありませんが、第2番はシャッキリした歯ごたえが新鮮で、晩年の作品とは思えぬ爽快さがあります。ブラームスも「appassionato(情熱的に)」や「espressivo(感情を込めて)」という指示をしているため、こういった若々しい元気な演奏も決して的を外したものではありません。
ニコレ・ケルンは、1978年生まれのドイツの女性クラリネット奏者。バイエルン州立歌劇場やブレーメン・ドイツ・カンマー・フィル、ベルリン・コミシェ・オパーなどでソロ・クラリネット奏者を務めたあと、現在シュトゥットガルト州立管弦楽団の主席奏者を務めています。

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