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「フルートと弦楽のための作品集」~スカルラッティ、シューベルト、ドビュッシー

1-5. D・スカルラッティ/フランセ編/5つのソナタ(Fl,Vn,Va,Vc,Hrp版)
6-8. モーツァルト/フルート四重奏曲 ニ長調 KV.285
9. シューベルト/弦楽三重奏曲 断章 D.471
10-12. シューベルト/フランセ編/「6つの即興曲」と「楽興の時」より(Fl,Vn,Va,Vc,Hrp版)
13-15. ドビュッシー/フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ

アンサンブル・オブリガート

【I=J.クレット(Fl)、S.ラツコ(Vn)、R.キリアン(Va)、H.ハンボルク(Vc)、H.ウェビー(Hrp)】

録音:1998年

「フルートと弦楽のための作品集」~スカルラッティ、シューベルト、ドビュッシー

価格:

2,138円 (税込)

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GENUIN【ドイツ輸入盤】

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このちょっと風変わりな編成の「アンサンブル・オブリガート」は1995年にフルートのインム=ジャンヌ・クレットによってハンブルクで結成されました。三重奏から五重奏まで、フレキシブルに編成を変え、変化に富んだ音楽を聴かせてくれます。このアルバムでは、何といってもD・スカルラッティとシューベルトのフランセ編曲版が最大の聞きもの。スカルラッティのソナタは、トロトロにとろけそうなくらいロマンチックで、やたら美しい響きと旋律に満たされた幸福な音楽。予備知識がなければ、フランセのオリジナル作品と勘違いするほどメロウでハイ・センスな作品です。シューベルトの「6つの即興曲」と「楽興の時」からの抜粋3曲も、まったくもってフランセらしい響きへと変貌しており、寒気がするほど美しいフルートやハープの音色に陶然とさせられます。フランセって凄い!と思っていただけること請け合いです。
一方、オリジナルの楽曲でもドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」は近年稀に見る美演で、出だしのハープとフルートの怪しく冷たいハーモニーは違う世界に引きずり込まれるようなスリリングなものです。フルートのクレットといい、ヴィオラのキリアンといい、楽譜からはなれたまさに音楽的で多彩な表現は、積極的で雄弁。ハープのウェビーの温か包むような優しい演奏も抜群です。モーツァルトの「フルート四重奏曲 ニ長調 KV.285」にいたっては、ピリオド楽器の演奏でも滅多にないほどメリハリの強い表現と速めのテンポで、ストレートに疾走するような演奏です。耳のご馳走ともいえるリッチなテイストのアルバムとして、強くオススメです。

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