カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)：ヴュルテンベルク・ソナタ集
１～３．第１番 イ短調 Wq.49-1,H.30
４～６．第２番 変イ長調 Wq.49-2,H.31
７～９．第３番 ホ短調 Wq.49-3,H.33
10～12．第４番 変ロ長調 Wq.49-4,H.32
13～15．第５番 変ホ長調 Wq.49-5,H.34
16～18．第６番 ロ短調 Wq.49-6,H.36
ボーナスCD：
１～３．クラヴィーア協奏曲 ニ短調 Wq.23,H.427
アナ=マリヤ・マルコヴィナ（ピアノ）
フェデリーコ・ルンゴ８指揮）／ザクセン室内フィルハーモニー 録音：2005年10月28－31日
GENUIN【ドイツ輸入盤】
ヴュルテンベルク・ソナタ集は、1742から1743年にかけて作曲された作品集で、Ｃ・Ｐ・Ｅ・バッハの鍵盤作品の中でも重要な位置を占めるもの。Ｃ・Ｐ・Ｅ・バッハといえば、モーツァルトやベートーヴェンへの強い影響が指摘され、最近では彼の鍵盤作品の再評価が進んでおり、ヴュルテンベルク・ソナタ集にもそうした要素が顕著に感じられます。アナ=マリヤ・マルコヴィナはクロアチア出身で、ケルン在住のピアニスト。ボーナスＣＤとして協奏曲 ニ短調が２枚目に収録されていて、お値段はそのままという太っ腹なディスクになっています。ピアノ独奏でありながら、オーケストラにチェンバロを加えているという面白い試みをしています。
