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エロール/序曲と交響曲集

フェルディナン・エロール(1791-1833):
1. 歌劇「ザンパ」序曲
2. 歌劇「クレルクの草原」序曲
3-6. 交響曲第1番 ハ長調
7-9. 交響曲第2番 ニ長調


ヴォルフ=ディーター・ハウシルト(指揮)/スイス・イタリア語放送管弦楽団

録音:1998年9月、スイス、ルガノ

エロール/序曲と交響曲集

価格:

1,528円 (税込)

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DYNAMIC【イタリア輸入盤】

フェルディナン・エロール(エロルドとも,1791-1833)パリ出身の作曲家で、祖父はオルガニスト、父はピアニストという音楽一家でした。フェルディナンも早熟な優等生で、15才でパリ音楽院に入学してメユールから作曲を学びました。同時にピアノやヴァイオリンの演奏も達者で、ピアノは首席で卒業しました。さらに21才の時に作曲家の登竜門ローマ大賞を受賞し、翌年は大賞受賞者の提出作品として「交響曲第1番」を作曲しました。イタリア留学中にはナポリで3つの弦楽四重奏曲や「交響曲第2番」を作り、さらに最初のオペラを上演してナポリ王にもエロールの才能が認められました。エロールは生涯に20曲以上のオペラと10曲近いバレエ音楽を書きましたが、台本の選択には無頓着であったため、成功と失敗をひたすら繰り返しました。しかし、代表作品の歌劇「ザンパ」をはじめ、いくつかのオペラは後年まで民衆に好まれ、1828年レジオンドヌール勲章を授与されました。
このアルバムはそんなエロールの序曲と交響曲集を集めた貴重な録音です。「ザンパ」序曲や「クレルクの草原」序曲はさすがオペラ・コミークの大家らしい機知に富んだ愉しい音楽で、様々な場面が次々に切り替わるような面白さがあります。特に歌劇「ザンパ」の序曲は、昔ラジオ番組のテーマ曲として使われていたこともあり、曲を耳にすれば「ああ、あの曲か」と頷く人も多いのではないでしょうか。洗練された旋律が魅力的です。2つの交響曲はエロールの若書きということもあり、名作といえるほど充実した作品ではありませんが、「交響曲第1番」は初期ロマン派らしいアッサリした爽やかさが心地よいものです。「交響曲第2番」はより作曲技法が凝っていて、フランス風のメンデルスゾーンといった味わいがあります。

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