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ピアノ・デュオによるグリーグ作品集(ピアノ協奏曲,「ペール・ギュント」第1組曲ほか)

エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):
1-3. ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16(2台ピアノ版)
4-7. 「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46(ピアノ・デュオ版)
8-10. モーツァルト/グリーグ編/ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545(2台ピアノ版)
11-14. ノルウェー舞曲 Op.35(4手ピアノ)
15. 「十字軍のシグール」より行進曲(4手ピアノ)


ゴールドストーン&クレモフ(ピアノ)  録音:2006年

ピアノ・デュオによるグリーグ作品集(ピアノ協奏曲,「ペール・ギュント」第1組曲ほか)

価格:

2,300円 (税込)

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DIVINE ART【イギリス輸入盤】

ノルウェーの大作曲家グリーグの残したピアノ・デュオ作品を集めたもので、よく知られたお馴染みの作品ながら、2台ピアノ版の「ピアノ協奏曲」など滅多に耳にできないような興味深い作品が収められています。しかもほぼグリーグ自身が編曲したもの。もともとグリーグは自作をピアノ用やオーケストラ用に改編することが好きだったようで、多くの作品が2つ以上のバージョンが存在します。「ピアノ協奏曲」は名曲として演奏機会が多い人気作品ですが、2台ピアノ版も実に見事であり、オーケストラ伴奏部分をもう1台のピアノで演奏しても充分な迫力があります。むしろソロと伴奏のメロディーの絡みなどが如実に分かり、当然ながら両者の一体感が強いため、新たな魅力の発見があります。グリーグは自筆のスコアにオーケストラ・パートの編曲を書き込んでいるそうですが、ここではカール・テルン(1817-86)が編曲した楽譜を使っているとのことです。
「ペール・ギュント」はさすがにオーケストラ曲に比べると、全く雰囲気が異なり、こぢんまりとした叙情的なピアノ作品となっています。そのぶんノルウェーの民謡的メロディーが際だっており、素朴でメランコリックな音楽として楽しむことができます。「ノルウェー舞曲」は、オリジナルの4手ピアノ演奏ということで、ゴールドストーンらのダイナミックで快活な演奏はいっそう見事。しかし、マニアの心をくすぐるのは、グリーグが編曲したモーツァルトの「ピアノ・ソナタ」の2台ピアノ版でしょう。これは第2ピアノのパートだけを創作したもので、オリジナルのモーツァルトの音楽を損ねず、軽妙な合いの手を盛り込んだユニークな音楽です。
有名・無名を問わず良い作品をピアノ・デュオで弾きまくるベテラン・コンビ、ゴールドストーン&クレモフはイギリスを代表するピアノ・デュオ。彼らはすでに20年以上活動し、たくさんの作品を演奏・録音してピアノ・デュオの魅力を伝導し続けています。

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