1~8.シューマン(1810-1856)/クライスレリアーナ Op.16
9~19.チャイコフスキー(1840-1893)/プレトニョフ編/バレエ「眠れる森の美女」からの演奏会用組曲
9. Prologue 10. Dance of Pages 11. Vision 12. Andante 13. Fairy of Silver
14. The Pussed Tom-Cat and White Cat 15. Gavotte 16. The Singing Canary
17. Little Red Riding Hood and Wolf 18. Adagio 19. Finale
コンスタンチン・ラプシン(ピアノ)
録音:2009年、パーヴェル・スロボトキン・センター
Classical Records【ロシア輸入盤】
Classical Records【ロシア輸入盤】
コンスタンチン・ラプシンは、ロシアの才能ある若手ピアニスト。グネーシン音楽学校を卒業後、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフとヴォスクレセンスキーに師事しロシアン・ピアニズムの精髄を学びました。さらにイギリスへ渡りロイヤル・オブ・ミュージックでヴァネッサ・ラターシャからも教えを受け、数多くの国際ピアノ・コンクールで優秀な成績を収めています。最近では国際音楽祭で演奏することも多く、ラブシンは共演した指揮者やピアニストたち(プレトニョフやペライア、ヴァーシャリー、セーロフ、リチャード・グートなど)からその才能を絶賛されています。このアルバムはシューマンの「クライスレリアーナ」とチャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」からの演奏会用組曲を組み合わせた面白いもので、とりわけプレトニョフが編曲したピアノ・ソロ版の「眠れる森の美女」が注目。原曲に忠実であり、超絶技巧を凝らした華やかなプレトニョフの編曲は、多くのピアニストが好んで取り上げることで、近年人気が高まっています。ラブシンの安定した技巧とスマートな表現もたいへん好ましく、アルバムの解説にもプレトニョフ自身からの賛辞が寄せられています。