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ラヴェル/夜のガスパール、ラフマニノフ/10の前奏曲、デュルレ/菊、高地、ほか

1-3. ラヴェル(1875-1937)/夜のガスパール
4. エマニュエル・デュルレ(1893-1977)/菊
5. エマニュエル・デュルレ/高地
6. エマニュエル・デュルレ/嘲りの笑みをたたえた偶像
7-16. ラフマニノフ(1873-1943)/10の前奏曲 Op.23


オリガ・コトリャローワ(ピアノ)  発売:2007年

ラヴェル/夜のガスパール、ラフマニノフ/10の前奏曲、デュルレ/菊、高地、ほか

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

コトリャローワはモスクワ生まれの若いピアニスト。タシュケント音楽院やサンクトペテルブルク音楽院で学び、2006年からはサンクトペテルブルク音楽院の院生となっています。すでに国際コンクールでの受賞も数多く、1996年のパーヴェル・セレブリヤコフ記念国際ピアノ・コンクールで第1位、2000年のベートーヴェン記念室内音楽コンクールで第2位、2003年の「サンクトペテルブルクのミューズ」大コンクールで第1位を収めています。また、2005年にはベルギーのエマニュエル・デュルレ国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得し、今回のアルバムでは、そのデュルレの珍しい作品を取り上げています。
ラヴェルの「夜のガスパール」やラフマニノフの「10の前奏曲」では、安定したテクニックの持ち主であるだけでなく、女性らしい繊細でファンタジックな感性を備えていることがハッキリ分かる美演を披露しています。特にラフマニノフは、ショパンのプレリュードを思わせるほど柔らかなタッチとまろやかな響きがとても美しく、滅多にないほど軽やかな演奏です。また、ベルギーのピアニストで作曲家もあったエマニュエル・デュルレ(1893-1977)の作品は、演奏機会も少なく、なかなか聴くことができない珍しい録音です。デュルレはアントワープ王立音楽院のピアノ科教授として優れた教育者でもありましたが、生前から「ピアノの詩人」とも呼ばれ、自分の作品には、常に連想的なタイトルを与えました。このアルバムでは、名曲とされる「菊」をはじめ、「高地」や「嘲りの笑みをたたえた偶像」の3曲がチョイスされており、いずれも詩的で絵画的な描写性を感じさせる美しい音楽です。コトリャローワの感性とデュルレの音楽がよほど相性がいいのでしょう。

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