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ゲンリヒ・ネイガウスの芸術 Vol.1~ショパン、スクリャービン/ピアノ協奏曲

1-3. ショパン/ピアノ協奏曲第1番
   アレクサンドル・ガウク(指揮)/ソビエト国立放送交響楽団  録音:1951年
4-6. スクリャービン/ピアノ協奏曲
   ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)/ソビエト国立放送交響楽団  録音:1946年

ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)

ゲンリヒ・ネイガウスの芸術 Vol.1~ショパン、スクリャービン/ピアノ協奏曲

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

ゲンリヒ・ネイガウス(1888-1964)といえば、ロシア・ピアニズムのルーツともいえる伝説のピアニスト。父母ともにピアニストという音楽一家に生まれ、ウィーンでゴドフスキに師事、ウィーン音楽アカデミーとペトログラード音楽院を卒業しました。ロシアに戻ってからはキエフ音楽院やモスクワ音楽院の教授となりましたが、第2次世界大戦中はドイツ系ということで逮捕投獄されるという苦難にも遭いました。その後、再びモスクワ音楽院の教授に復帰し、リヒテルを初めとしてギレリス、ヴェデルニコフ、息子のスタニスラフ・ネイガウスなど多くの優れたピアニストを育て、「ネイガウス・スクール」と呼ばれる流派を築いたことで有名です。なお、日本で人気のあるスタニスラフ・ブーニンは彼の孫にあたります。
ネイガウスというと名教授としての評価が高いのですが、演奏活動にも熱心だったらしく、とりわけショパンとスクリャービンの作品を愛しました。このディスクは、まさにそのショパンとスクリャービンのピアノ協奏曲を集めた好企画。スクリャービンの方はこれまで様々なレーベルからリリースされているので、初出というわけではありませんが、ショパンの方は珍しいかも知れません。両方とも録音が古いので音質もそれなりですが、ピアノはわりに聴きやすいのがうれしいところ。ショパンの演奏はオケのアンサンブルがやや雑然としていて、ピアノとの息があまり合っていないのが残念です。しかし、ネイガウスは安定しており、感情的ではない沈着な大人の演奏で品がよいもの。スクリャービンの演奏は怪物指揮者ゴロワーノフの演奏としての方が有名かも知れません。録音はこれまでの他のレーベル(特にARCHIPEL盤)と比較してもずっと音質のリマスタリング効果が著しく、ノイズが少なくてかなり聴きやすいですが、その分生々しさはやや後退しています。

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