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ショパン/ピアノ協奏曲第1番、第2番

アンナ・マリコワ(ピアノ)、ジュリアン・コヴァチェフ(指揮)/トリノ・フィル   発売:2004年

ショパン/ピアノ協奏曲第1番、第2番

価格:

1,629円 (税込)

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Classical Records【ロシア輸入盤】

アンナ・マリコワは、1993年にミュンヘンのARD国際音楽コンクールで見事1位を獲得して、国際的に注目を集めた若手ピアニスト。他にも1990年のショパン・コンクールでも5位に入賞するなど、華々しい受賞歴を持っています。彼女はモスクワ中央音楽学校とチャイコフスキー音楽院というロシアのエリート・コースを辿ってきています。 80年代後半より、彼女はソロ・リサイタルやオーケストラとの共演など旧ソ連で手広く活動し、多くの主要なドイツのフェスティバルにも登場しています。 彼女は現在、ヨーロッパ、アジア、中東、および中南米で定期的に演奏しており、あまりの人気ぶりに多くの依頼が殺到するので、最近モスクワのチャイコフスキー音楽院の教職をあきらめなければならなかったそうです。確かにマリコワはいま最もホットなロシアのピアニストの一人で、このレーベルでも一気に8枚のディスクがリリースされました。彼女はショパンを最も得意としているようで、このピアノ協奏曲もやはり優れた演奏です。ただし、個性的な演奏というのではなく、むしろその正反対。自然で軽やかなショパンで、何気なく聴いているとあっさり淡泊に感じる人もいるかも知れません。しみじみとショパン本来のロマンや哀愁を引き出したところに、小手先ではない音楽性の豊かさがにじみ出ているといったら、褒めすぎでしょうか。ショパンを無理やりエスニックな料理や珍奇な味付けをした演奏が氾濫する昨今、こういうオーガニック的ともいえる演奏の方がずっと素直にショパンを楽しめる気がします。

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