ヘンデル（1685-1759）：イタリア語カンタータ集
１～９．「死に瀕するアグリッピーナ」HWV.110
10．「忘却の甘美さの中で」HWV.134
11～18．「おまえが忠実か？おまえが貞節か？」HWV.171
19～25．「捨てられたアルミーダ」HWV.105
エリン・マナハン・トマス（ソプラノ）
ハリー・クリストファーズ（指揮）／シンフォニー・オヴ・ハーモニー＆インヴェンションの首席奏者たち
録音：2006年9月16日、オックスフォード、マグダレン大学グローヴ講堂
CORO【イギリス輸入盤】
イギリスの古楽合唱団の中でも、合唱の声の輝きと圧倒的な迫力を持つザ・シックスティーンは日本にもファンの多い合唱団です。そのザ・シックスティーンを率いるハリー・クリストファーズとその手兵シンフォニー・オヴ・ハーモニー＆インヴェンションによる小気味よい丁寧な伴奏のもと、ソプラノのエリン・マナハン・トマスが素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。透き通った清浄な声ながら、喜怒哀楽を見事に反映しておりヘンデルを聴く醍醐味に溢れています。なかでも「おまえが忠実か？おまえが貞節か？」がひときわ耳を惹き付ける魅力的な演奏です。エリン・マナハン・トマスは、ガーディナーによるＪ・Ｓ・バッハのカンタータ・シリーズにも参加しており、これが彼女のソロ・デビュー・アルバムとなります。2006年の「ヘンデル・イン・オックスフォード・フェスティバル」のライヴ録音。
