カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

オルフ/シュールヴェルク第1集-ムジカ・ポエティカ

1-4. キートマン/木琴のための4つの小品
5-9. キートマン/5つの小カノン
10-13. オルフ/4つの舞曲
14-18. オルフ//歌曲と遊び歌
19-21. キートマン/フルートと打楽器のための3つの小品
22-27. オルフ/歌と踊り
28-29. オルフ/ヴァイオリンとチェロのための2つの拍子変化の舞曲
30-36. オルフ/7つの民族舞曲
37-42. キートマン/夜の音楽


カール・ペインコファー・打楽器アンサンブル、マルティナ・コッペルシュテッター(メゾソプラノ)、カロリン・ヴィトマン(ヴァイオリン)、ザビーナ・レールマン(チェロ)
マルクス・ツァーンハウゼン(リコーダー等)、他   録音:1995年

オルフ/シュールヴェルク第1集-ムジカ・ポエティカ

価格:

2,138円 (税込)

[ポイント還元 21ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

CELESTIAL HARMONIES【アメリカ輸入盤】

カール・オルフ(1895-1982)は、もっぱら「カルミナ・ブラーナ」で知られているドイツの作曲家。「カルミナ・ブラーナ」はもちろん名作ではありますが、オルフの重要な業績に「シュールヴェルク(Schulwerk)」と呼ばれる教育音楽があることは日本ではあまり知られていません。オルフは1920年代に舞踏教師のドロテー・ギュンターと共に、ミュンヘンに体育・音楽・舞踏を教えるギュンター・シューレを設立し、音楽教育に携わりました。純音楽の行き詰まりを感じるなか、オルフは身振り手まねの音楽を目指し、エミール・ジャック=ダルクローズの提唱したリトミックやヒンデミットの提唱した実用音楽の理論を取り入れた「シュールヴェルク(学校用作品)」を弟子のグルニト・キートマン女史とともに製作しました。オルフが子供のために作った音楽は、身体の動きやダンス、ことばと深く結びついており、初歩レベルの子供たちが容易に楽しく演奏ができるため、世界中の教育現場で利用されています。オルフの音楽教育の理念は現代でもさらに発展し続けており、音楽の人間だけではなく、初等教育や障害児教育、ダンスなど様々な分野において実践されています。
この「シュールヴェルク(学校用作品)」は、楽譜や教育書は豊富に出回っていますが、実際に聴く機会は極めて少なく、この3巻からなるシュールヴェルクのアルバムはなかなか貴重なものです。第1巻となる「ムジカ・ポエティカ」は、1曲1曲は1,2分と短く、声やリコーダー、打楽器を用いて容易に演奏ができる楽しい音楽ばかり。しかし、その音楽はオルフらしさが十分に発揮されており、観賞用としても全く不足がないどころか、音楽的な面白さと深みがあって思わずじっくり聞き入ってしまいます。時に「カルミナ・ブラーナ」を思い浮かべるようなメロディーやリズムも散見され、民族色の濃い独特の音楽はとても魅力的です。

ページトップへ