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サンジュレー/サクソフォーンのための演奏会用独奏曲集

ジャン・バプティスト・サンジュレー(1812-75):
1. サクソフォーンのための幻想曲 Op.50 (S.Sax)
2-4. デュオ・コンチェルタンテ Op.55 (S.SaxとA.Sax)
5. コンチェルト Op.57 (S.Sax)
6. サクソフォーンのための幻想曲 Op.60 (Br.Sax)
7. アダージョとロンド Op.63 (S.Sax)
8. サヴォアの思い出-幻想曲 Op.73(S.Sax)
9. 華麗な幻想曲 Op.75 (T.Sax)
10. コンチェルティーノ Op.78 (A.Sax)
11. ソロ・デ・コンセール第3番 Op.83 (Br.Sax)
12. ソロ・デ・コンセール第4番 Op.84 (T.Sax)
13. オリジナルの主題による華麗な幻想曲 Op.86 (A.Sax)
14. 幻想曲 Op.89 (S.Sax)
15. ソロ・デ・コンセール第5番 Op.91 (A.Sax)
16. ソロ・デ・コンセール第6番 Op.92 (T.Sax)
17. ソロ・デ・コンセール第7番 Op.93 (Br.Sax)
18. 幻想曲 Op.102 (S.Sax)


アッカデミア・サクソフォン四重奏団、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)

録音:2003年3月,2004年12月

サンジュレー/サクソフォーンのための演奏会用独奏曲集

価格:

2,016円 (税込)

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DYNAMIC【イタリア輸入盤】

ベルギー生まれのサンジュレー(1812-1875)は、主にフランスで活躍した作曲家で、ヴァイオリニストや指揮者としても著名だったそうですが、現在ではサクソフォーン四重奏をはじめとしたサクソフォーン作品のみが知られています。サンジュレーは友人のアドルフ・サックスが発明したサクソフォーンという楽器を高く評価し、この楽器のためにクラシック音楽用の作品を書いた最初の作曲家です。特に「サクソフォーン四重奏曲」は、現存する最古のサクソフォーン四重奏曲といわれ、高名なサックス奏者ジャン=マリー・ロンデックスが復元編集して世に広まりました。サンジュレーがコンクール用やコンサート用に書いたサクソフォーン独奏の作品は30曲以上残っているものの、これまで不当なほど看過され続けてきました。しかし近年になってようやくサンジュレーの作品が録音されるようになり、改めてその功績が評価されることは間違いありません。
このアルバムは、サンジュレーのほとんどのソロ曲を集めた画期的な内容で、サクソフォーンという楽器に関わりを持つ方にとっては、資料的価値も大き、く興味をひかれることでしょう。作曲年順に並べられた18作品のほとんどが3~4分の小品で、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンとそれぞれの楽器のためにまんべんなく書かれているところがユニーク。古典的で端正な音楽は、まるでロマン派のソナタ集を聴いているかのようです。適度にロマンチックでもあり、曲ごとに楽器が変わっていくので、飽くことなくついつい聞き込んでしまうアルバムです。さらにピアノ伴奏が名手ブルーノ・カニーノというのもとても贅沢で、ベテランらしい雄弁なピアノが秀逸です。

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