1-3. メンデルスゾーン(1809-1847)/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
4. ベートーヴェン(1770-1827)/ロマンス第1番 ト長調 Op.40
5-7. シューマン(1810-1856)/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.posth.
8. ベートーヴェン/ロマンス第2番 へ長調 Op.50
レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
クリストフ=マティアス・ミュラー(指揮)/ゲッティンゲン交響楽団 録音:2013年
CEDILLE【アメリカ輸入盤】
レイチェル・バートン・パインは、現在最も注目すべきアメリカの女性ヴァイオリニスト。1992年バッハ国際ヴァイオリン・コンクールで金賞、エリザベート(1993)、クライスラー(1992)、シゲティ(1992)、モントリオール(1991)などの数々の有名な国際コンクールで首位を獲得しているという実力派です。当CEDILLEレーベルの看板アーティストとして数多くの録音をこなし、バロックからロマン派の作品において高い評価を得ています。
レイチェル・バートーン・パインは、元より力のあるヴァイオリニストでしたが、様々な人生の岐路を経るにつれ、より味わい深い演奏をする人として、日本でも熱烈なファンを持っています。そんな彼女の今度のアルバムは、メンデルスゾーンとシューマンの協奏曲という重量級のプログラム。とりわけシューマンでの滴り落ちるかのような歌い口は見事というほかありません。彼女のヴァイオリンに眩惑されるのは、本当にステキな体験です。