1-3. ニコラ・ロマルディ(1680-1740)/2つのマンドリンのためのシンフォニア(ML*/ML+/A/T)
4-7. カリロ・アッリゴーニ(1697-1744)/マンドリンと低音のためのソナタ(ML+/C/L)
8-10. ピエトロ・ガエターノ・ボーニ(1686頃-1741以後)/ソナタ第2番(ML+/C/T)
11-14. フランチェスコ・ピッコーネ(1685-1745)/シンフォニア(ML+/T)
15. ニッコロ・チェッケリーニ(活躍:1703年頃)/フーガ(ML+)
16. バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840)/主題と変奏曲(MB/G)
17-19. ジャン・バッティスタ・ジェルヴァジオ(1725-1785)/ソナタ(MN+/C/T)
20-22. カルロ・チェチェーレ(1706-1761)/2つのマンドリンと低音のためのシンフォニア(MN*/MN+/A/T)
アンサンブル・バスケニス
ドリーナ・フラーティ(マンドリーノ・ロンバルド(ML*)、マンドリーノ・ナポレターノ(MN*))
マルコ・カプッチ(マンドリーノ・ロンバルド(ML+)、マンドリーノ・ブレシアーノ(MB)、
マンドリーノ・ナポレターノ(MN+))
ニコラ・モネータ(アルチヴィオラ・コントラバッサ(A))
アレッサンドロ・ミレージ(チェロ(C))
ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ(T)、リュート(L)、ギター(G))
録音:1996年5-11月、ヴィッラ・シオリ・レニャーニ、ブッセロ、ミラノ県、イタリア
発売:1998年
DUCALE【イタリア輸入盤】
「アンサンブル・バスケニス」は、17世紀から18世紀にかけての音楽を専門に演奏するイタリアの古楽アンサンブル。イタリアの有名な女性マンドリン奏者ドリーナ・フラーティやバロック・マンドリンのスペシャリストとして知られるマルコ・カプッチが中心となっています。昨今のイタリアのピリオド系アンサンブルにありがちな刺激的な演奏とは異なり、ピリオド楽器の典雅な音色を尊重した落ち着きのある優美な演奏です。バロック期のイタリアの雰囲気を思わせるアンティーク調の穏やかでのんびりした音楽は、ゆったりとした心地にさせてくれます。また、ななかなか聴く機会の少ない珍しい作曲家たちの作品も多く、マンドリン・ファンには注目のアルバムでしょう。