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「知られざるチェコのヴィオラ」~ヴァンハル、ブリクシ、プシュマン/ヴィオラ協奏曲集

1-3. ヤン・クシュチテル・ヴァンハル(1739-1813)/ヴィオラ協奏曲 ハ長調
4-6. フランチシェク・クサヴェル・ブリクシ(1732-1771)/ヴィオラ協奏曲 ハ長調
7-9. ヨセフ・プシュマン(1738-1794)/ヴィオラ協奏曲 ハ長調


ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ)
アンドレアス・セバスティアン・ヴァイザー(指揮)/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団員による室内管弦楽団

録音:2006年9月7日(1-3)、16日(4-6)、2007年4月1日(7-9)、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール

「知られざるチェコのヴィオラ」~ヴァンハル、ブリクシ、プシュマン/ヴィオラ協奏曲集

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2,343円 (税込)

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ARTESMON【チェコ輸入盤】

チェコ出身の古典派の作曲家たちの珍しいヴィオラ協奏曲を集めたアルバム。ブリクシやブシュマンの作品はこれが世界初録音とのことで、ヴィオラ・ファンや古典派の音楽がお好きな方にとっては貴重な録音です。ヴァンハル(1739-1813)は、優れたヴァイオリニストであったらしく、ハイドンやモーツァルトとともに弦楽四重奏をしたとも言われています。ウィーンでディッタースドルフに作曲を師事したヴァンハルは、教育者や作曲家としてかなりの成功を収め、作曲だけで生計を立てることができた最初の作曲家ともいわれています。100以上の弦楽四重奏や70以上の交響曲をはじめ、かなりの多作家であったヴァンハルの作品は、近年注目を集め、盛んに演奏されるようになってきました。この「ヴィオラ協奏曲」もかなり魅力的な作品で、モーツァルトにも似た爽やかでロマンチックな音楽です。
ブリクシ(1732-1771)は18世紀ボヘミアを代表する作曲家でオルガニスト。わずか27歳にして、プラハの音楽界では最高の地位である聖ヴィトゥス大聖堂の教会楽長に就任したほどでした。多作家でしたが、今日ブリクシの作品が演奏される機会はさほど多くはなく、「オルガン協奏曲」や交響曲などがわずかに知られているくらい。この「ヴィオラ協奏曲」も存在自体初めて知る方がほとんどでしょう。ヨセフ・プシュマン(1738-1794)となると、名前を知る方すらほとんどいないほど珍しい作曲家。シレジア地方の貴族のもとで宮廷楽長を務め、のちオロモウツの聖堂の楽長となって活躍しました。ブリクシもプシュマンも、あえてピェルシュカが取り上げるだけあって、元気溌剌としたブリクシや技巧的で華麗なプシュマンのヴィオラ協奏曲は、埋もれさせておくにはあまりに惜しい素敵な音楽です。
ヤン・ピェルシュカ(1951年生まれ)は1977年から1985年までプラハ交響楽団の首席を務め、1985年よりスタミツ弦楽四重奏団の一員として活躍しているチェコのヴィオラ奏者です。彼のヴィオラはメカニックな巧さよりも素朴で温かな歌を感じさせ、たっぷりした音色で朗々と弾い、聴き手をリラックスさせてくれます。ヴィオラ・ファンには強くお薦めできます。

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