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「ヴィルトゥオーゾ・トランペット音楽」~コジェルフ、クロイツァー、フィアラ、ヴェルディほか【SACD】

1. ヨハン・バプティスト・シーダーマイヤー(1779-1840)/アヴェ・マリス・ステラ(アルトとヴァイオリンまたはクラッペン・トランペットのためのオフェルトリウム、2つのクラリネット、2つのヴァイオリン、ヴィオラと低音楽器を伴う)
2. ヴェルディ(1813-1901)/トランペットと管弦楽のためのアダージョ
3. コンラディン・クロイツァー(1780-1849)/半音階トランペットと管弦楽のための変奏曲 ト長調
4-6. レオポルト・アントン・コジェルフ(1747-1818)/協奏交響曲 変ホ長調 作品目録番号II,1
(マンドリン、クラッペン・トランペット、コントラバス、ピアノと管弦楽のための)
7. フリードリヒ・ディオニス・ヴェーバー(1771-1842)/トランペットのための変奏曲 ヘ長調
8. ヨゼフ・フィアラ(1748-1816)/トランペットと管弦楽のためのディヴェルティメント


ロバート・ヴァンライン(長管トランペット、クラッペン・トランペット)
ウルリケ・シュナイダー(1,メゾソプラノ)、アンナ・トルゲ(4-6,マンドリン)
デイヴィッド・シンクレア(4-6,ウィーン・コントラバス)、キャスリン・コック(4-6,ピアノ)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)/ケルン・アカデミー

録音:2009年10月4-6日、ヴッパータール、インマヌエル教会

「ヴィルトゥオーゾ・トランペット音楽」~コジェルフ、クロイツァー、フィアラ、ヴェルディほか【SACD】

価格:

2,648円 (税込)

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ARS PRODUKTION【ドイツ輸入盤】

忘れられてしまった音楽をピリオド楽器の特徴を生かしてよみがえらせるコンセプトで次々にリリースされて好評を博している「忘れられた至宝」シリーズの第9弾。このアルバムは、19世紀初めの古典派のトランペットと管弦楽のための協奏的作品が集められています。その頃はナチュラル・トランペットから現在のトランペットへの過渡期に当たり、ここではその時代のクラッペン・トランペットや長管トランペットが用いています。クラッペン・トランペット(キー・トランペット)とは、1760年にドイツ人のケールベルが発明した、トランペットの前身にあたる金管楽器。トランペットの形をしていますが、木管楽器のような穴と鍵(キー)が付いています。有名なハイドンやフンメルのトランペット協奏曲もこの楽器で演奏されたと伝えられていますが、ここではより珍しいシーダーマイヤーやコジェルフ、フィアラの作品を聴くことができます。また、ヴェルディの秘曲の1つである「アダージョ」ではD管のトランペット、クロイツァーの「変奏曲」ではG管、ヴェーバーの「変奏曲」ではF管という様々なトランペットが起用されており、それぞれの特徴を比較できるのも興味深いところです。とはいえ、コアなトランペット・ファンのためだけのアルバムではなく、古典派からロマン派への過渡期である楽曲も面白く、クロイツァーやフィアラの華やかなヴィトォーゾ性も聴きものです。特にコジェルフの「協奏交響曲」は、その名の通りトランペットだけでなく、マンドリンやコントラバス、ピアノのソロも負けじと活躍するユニークな編成で、メロディーを各ソロで次々と受け渡していく様が実に愉快です。
演奏しているロバート・ヴァンラインは、ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックでマイケル・レアードに学んだイギリスのトランペット奏者。17,18世紀モデルを専門とするトランペット製作家でもあります。SACDハイブリッド仕様なので、通常のプレイヤーでもお楽しみいただけます。

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