カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

タンスマン/ピアノ曲集「子供たちのために」、ピアノ小品集

アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
◎難易度順の4巻のピアノ曲集「子供たちのために」(1933)
   1-12. 第1巻(全12曲) 13-24. 第2巻(全12曲)
   25-36. 第3巻(全12曲) 37-46. 第4巻(全10曲)
47-51. ピアノ小品集(全5曲;1945)


エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2011年7、10月、ウーチ・フィルハーモニー、ヘンリク・チシ記念室内ホール

タンスマン/ピアノ曲集「子供たちのために」、ピアノ小品集

価格:

2,138円 (税込)

[ポイント還元 21ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

ACTE PREALABLE【ポーランド輸入盤】

アレクサンドル・タンスマン(1897-1986)は、ポーランドに生まれましたが22歳の時にパリ移住し、ピアニスト・作曲家として活躍したという、ショパンに似た経歴を持つ作曲家。最近は取り上げられる機会が増えつつあるものの、まだまだ日本では知名度は高いとはいえません。管弦楽曲や室内楽曲などたくさんの作品がありますが、頻繁に演奏されているギター作品にくらべピアノ作品の録音は珍しいものです。
タンスマンは、子供たちが学校で習う理論的なピアノ実技と、実際にレパートリーとなる大作曲家たちの作品との間にある大きなギャップを埋めるために、子供や10代のピアノ学習者のために親しみやすいピアノ曲集をいくつも書いています。すでにリリースされて好評を得ている「ピアノを弾く子供たち」(AP0205)、「幸せな時間」(AP0246)に続く、ピアノ曲集シリーズ第3作は「子供たちのために」というピアノ曲集。全4巻から成り、「幸せな時間」と同様に巻ごとに徐々に難易度が上がる構成になっています。タンスマンの愛情深かさがかうかがい知ることができる優しく親しみやすい音楽であるばかりでなく、フランスのエスプリを感じさせる洒落たタンスマンの音楽はとても魅力的。簡単な第1巻のシンプルながらも愛らしい音楽から、第4巻の複雑で機知に富んだ面白い音楽まで、たくさんの個性的な小品がズラリ並べられており、バルトークの「ミクロコスモス」に匹敵する優れた内容を誇っています。むしろ「ミクロコスモス」よりも弾く方も聴く方もずっと心地よく、ピアノ学習者にとっても楽しい作品集ではないでしょうか。
演奏しているエルジビェタ・ティシェツカは、ポーランドの女性ピアニストで、先んじて「マズルカ全集」のレコーディングを完成したという快挙を成し遂げたタンスマンのスペシャリストです。同趣向の「ピアノを弾く子供たち」のアルバムは、発売以来当レーベルのベストセラーの1つとなっており、今回のアルバムも大いに注目されるところです。レーベルのウェブサイトには世界初録音と表示されています。ピアノ・ファンの方にもぜひご一聴をオススメします。

ページトップへ