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タンスマン/マズルカ集第2巻、同第3巻、2つの小品、ワルツ即興曲ほか

アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
1-9. ピアノのためのマズルカ集第2巻(1932)
10-17. ピアノのためのマズルカ集第3巻(1941)
18-19. ピアノのための2つの小品(1929);子守歌,ブルレスク
20. ピアノのためのワルツ即興曲(リセット・ダルソンヴァルのために;1940)
21. アンドレス・セゴビアのためのマズルカ(ピアノ編曲版;1925)


エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)

録音:2008年7月21-22日、ウーチ・フィルハーモニー(ポーランド)、ヘンリク・チシ記念室内ホール

タンスマン/マズルカ集第2巻、同第3巻、2つの小品、ワルツ即興曲ほか

価格:

2,138円 (税込)

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ACTE PREALABLE【ポーランド輸入盤】

アレクサンドル・タンスマン(1897-1986)は、ポーランドに生まれましたが22歳の時にパリ移住し、ピアニスト・作曲家として活躍したという、ショパンに似た経歴を持つ作曲家。最近は取り上げられる機会が増えつつあるものの、まだまだ日本では知名度は高いとはいえません。管弦楽曲や室内楽曲などたくさんの作品がありますが、ピアノ作品の録音はまだ珍しく、タンスマンのマズルカを集めたこのアルバムは貴重なものといえるでしょう。演奏しているティシェツカは、数年前にマズルカの第1巻と第4巻もレコーディングしており、このアルバムにより「マズルカ全集」の完成という快挙を成し遂げたことになります。
タンスマンの作品は、フランス新古典主義様式にのっとりながらも、ポーランドやユダヤの民族音楽の影響も加味されており、さらに伝統的な和声を用いず半音階的または複調的な書法を試みることで、現代的な独自のサウンドを持っています。タンスマンは同郷のショパンのようにポロネーズやマズルカといった伝統的なポーランド舞曲を積極的に取り入れており、4巻に及ぶ「マズルカ集」まさにその象徴たる存在。ポーランドのマズルカの形式をとりつつも、フランスのエスプリを感じさせる洒落た音楽であり、さらにちょっと晦渋な現代的サウンドも加わった複雑かつ味わい深いピアノ作品です。さらに、ルーセルに捧げられた「子守歌」や「ピアノのためのワルツ即興曲」、「セゴビアのためのマズルカ」もスクリャービンにも似た神秘的で美しい音楽。このアルバムによりタンスマン・ファンが今後さらに増えそうです。

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