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モーツァルト/後期交響曲集(2CD)

ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):

CD1:
1-3. 交響曲第31番 ニ長調 「パリ」 K.297
4-7. 交響曲第39番 変ホ長調 K.543

CD2:
1-4. 交響曲第40番 ト短調 K.550
5-8. 交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」 K.551


ジョン・ネルソン(指揮)/アンサンブル・オルケストラル・ド・パリ  録音:2008年6月

モーツァルト/後期交響曲集(2CD)

価格:

2,800円 (税込)

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AMBROISIE【フランス輸入盤】

アンサンブル・オルケストラル・ド・パリは、1978年にパリ市とフランス文化省の支援により設立された約40名ほどの小編成オーケストラで、パリ室内管弦楽団とも称されています。以前はアルミン・ジョルダンが指揮を務め、モーツァルトの交響曲や歌劇「魔笛」のアルバムをリリースしたこともありました。1998年からはアメリカ出身の指揮者ジョン・ネルソン(1941-)が10年間もこのオーケストラのシェフを務め、ベートーヴェンの交響曲全集の快演により、ネルソンとアンサンブル・オルケストラル・ド・パリのポテンシャルの高さが一気に認められるようになりました。ネルソンは日本ではまだ知名度が高くはありませんが、すでに長いキャリアを持っているベテラン指揮者で、古楽から現代音楽までカバーする幅広いレパートリーを有し、特にベルリオーズとヘンデルでは定評があります。
ネルソンは、このモーツァルトの演奏の中で、長年継承されてきた演奏慣習を排除するよう心がけたといいます。第40番の冒頭は、アッラ・ブレーヴェでありながら、モルト・アレグロと記されており、矛盾のあるテンポ指定がなされています。これにどうネルソンがアプローチしているかは注目。そして、『ジュピター』の終楽章のフーガでも、音符たちがかつてないほど生き生きと語っています。また、オリジナル楽器の演奏にありがちな無茶なほど速いテンポではなく、またやたら刺激的でどぎつい表現でもありません。ネルソンはモダン楽器による演奏とオリジナル楽器の演奏の良いところを融合したようなスピード感のある小気味よい演奏をしており、細かいニュアンスもしっかり付けています。ここでは弦楽器の豊かな響きと透明感のあるスッキリした響きが見事に並び立っており、実に快活で新鮮なモーツァルトを聴かせてくれます。

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